金箔に特化した工芸館で発見!金箔(きんぱく)のミカタ
ともにつくるプロジェクト広報担当
2022年06月09日 (木)

NHK金沢放送局は「工芸をもっと身近に」をテーマに、県内各地の工芸施設と
職人の皆さんの技の魅力を発信していきます。
今回訪れたのは金沢の伝統産業・金箔(きんぱく)専門の工芸館、金沢市立安江金箔工芸館。
館内にはおよそ300点の作品が収蔵されていて、様々な技法で作られた工芸品が展示されています。
こちらは截金(きりかね)という技法で金箔を貼り付けた十一面観音像。
実はこれ、十一面観音像がつくられた当初の模様が残っているんです。
館長の川上明孝さんによると、鎌倉~室町時代に作られたそうです。
こちらのガラス工芸。表面のガラスの中に金箔が閉じ込められています。
透明なガラスの中に金箔が映える、独特な美しさを楽しむことができます。
また、館内でアプリをダウンロードすると、金箔製造の詳しい解説動画を見ることができます。
館長の川上明孝さん
「安江金箔工芸館は世界にもあまり例のない、金箔に特化した、金箔だけをみせる美術館です。金箔がどのように作られ、応用されているのかをぜひ見に来ていただけるとうれしいです。」
ひがし茶屋街からも歩いて行ける場所。
ぜひみなさんも足を運び、金箔の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
施設情報
金沢市立安江金箔工芸館
〒920-0831 金沢市東山1-3-10
TEL:076-251-8950
開館 午前9時30分~午後5時
定休日 火曜日(祝日の場合は翌平日)
※最新の情報は工芸館のホームページをご確認ください。
〒920-0831 金沢市東山1-3-10
TEL:076-251-8950
開館 午前9時30分~午後5時
定休日 火曜日(祝日の場合は翌平日)
※最新の情報は工芸館のホームページをご確認ください。