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MOVIE 2022.09.04

第34回より 慈円役・山寺宏一さん

大河ドラマ初出演になりますが、現場に入られていかがですか。

初めての大河ドラマということで、「どういう雰囲気なんだろう…」と本当にわからずに、とにかく緊張しまくって現場に入ったんです。皆さん厳しい感じなのかなとか、ものすごくピリピリしてるのかなって勝手に思っていたんですけど、そんなことはなく…すごく明るい雰囲気で、スタッフの方も優しくて、そこは驚いたというか、「そうなんだ」と思いました。全員がベテランの方ばかりなのかなとも思っていたんですけれど、若いスタッフの方もたくさんいらっしゃるし、今まで経験したほかの作品とそんなに雰囲気は変わらなくて。でも、「ここで数々の名シーンがつくられているんだ」と思うと、そんな雰囲気の中でも勝手にどんどん緊張が増していくという感じでした。今までオンエアで見てきた見慣れたセットなどもあって、気が引き締まりました。

慈円は『愚管抄』を記したとされることで知られていますよね。

現代語訳されたものですが、僕も『愚管抄』を読んでみたんです。本当に「鎌倉殿の13人」で描かれていることを慈円の立場からずっと書いているんですよね。おもしろいなと思って。いろいろ調べて、書き留めて、後世に残した。歴史書といわれるものはいろいろありますけど、『愚管抄』がなければこの作品も、いろんな時代劇も、歴史の教科書もいろいろ変わっていたんだろうなと。初めてちゃんと読んでみたので、「え~!」とびっくりしました。「こうだからこうなったのであろう」みたいな自分の感情も書かれていて、すごくおもしろかったですね。

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