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MOVIE 2022.05.22

第20回より 藤原国衡役・平山祐介さん

父・藤原秀衡の亡きあと、どのような思いを抱きましたか。

九郎(源義経)が来てくれた、しかも自分側の人間になっているということは完全に自覚していると思うので、家長は泰衡かもしれないけど、平泉や藤原の実権を握るのは自分だぞって、自分が背負うつもりにはなっているんじゃないですかね。

内に秘めるものがある人物を演じるにあたって、どのようなことを意識されましたか。

父親に対して、内に秘めているものがあるというのを表現するのは難しかったです。藤原一族について詳しく描写されるシーンがあるわけでもないので、割とわかりやすく一枚岩ではないところを表現できたらなという思いはありました。そのために、冒頭の登場のシーンでちょっと背を向けたまま話してみたり、3人のシーンでは自分のほうが父親にアピールするというか、「僕ですよ、国衡ですよ!」ってぶつけていこうとは考えていましたね。「自分のほうが家を継ぐのに適している人間だ」とアピールし続けるつもりでやっていました。
でも、国衡をどう表現していくかは監督と話さなきゃいけない部分もありますから、リハーサルがあって非常によかったなと思っているんです。僕が国衡をこんなふうに表現したいと思っていたところと、演出陣の方向性にそう差はなかったと思うので、ちゃんと自分で消化して1シーン1シーンを演じることができました。

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