HISTORY 2022.06.05
脚本の三谷幸喜さんが「これが原作のつもりで書いている」と話されている『吾妻鏡』。この史書には、治承4年(1180)の「以仁王の乱」をはじまりとする鎌倉幕府の歴史が記されています。第22回で描かれた主なエピソードをご紹介します。
源頼朝が京へ向けて出発しました。
源頼朝が大軍を引き連れて入京しました。先陣は畠山重忠、後陣は千葉常胤が務めました。
源頼朝が院御所と内裏に参上しました。後白河法皇に拝謁した頼朝は二人だけで長時間にわたり会談し、治世についても意見を交わしたようです。
日没になり後白河法皇の御所から退出した頼朝は、続いて閑院内裏に参上して後鳥羽天皇に拝謁。そのあと閑院内裏内の鬼の間にて、摂政・九条兼実と初対面しました。
京より鎌倉に飛脚が到着し、去る13日の寅とらの剋こく(午前3時~5時)に後白河法皇が六条殿で亡くなったと伝えられました。
勅使が鎌倉に到着。源頼朝が征夷大将軍に任じられました。
巳みの剋こく(午前9時~午前11時)に政子が男児(のちの源実朝)を出産。乳母には、政子の妹・実衣が選ばれました。
姫の前と称する幕府の官女(比奈)が、今夜初めて義時の邸宅に渡りました。比奈は源頼朝のお気に入りで、とても美しい女性だったそうです。
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