HISTORY 2022.02.20
脚本の三谷幸喜さんが「これが原作のつもりで書いている」と話されている『吾妻鏡』。この史書には、治承4年(1180)の「以仁王の乱」をはじまりとする鎌倉幕府の歴史が記されています。第7回で描かれた主なエピソードをご紹介します。
夫・源頼朝の安否を心配し、涙にくれていた政子。9月2日の申の剋(さるのこく/午後3時~5時)に使者が到着し、頼朝が船に乗るまでの状況の報告を受けました。この時、政子は悲しみと喜びが入り混じっていたそうです。
源頼朝らが民家に宿泊していたところ、平家方の安房国の豪族・長狭常伴が襲撃を計画。三浦義澄らがこれを迎え討ちました。
源頼朝は、和田義盛を上総広常のところへ、安達盛長を千葉常胤に遣わし、両者に参上するように命じました。
千葉常胤が一族を引き連れて源頼朝のもとへ合流。頼朝は常胤を座右に招き、「これからは父のように遇したい」と語りました。
2万騎を率いて源頼朝のもとへ合流した上総広常。しかし、頼朝から遅参を叱責されます。広常はこの頼朝の姿に感銘を受け、従うことを決めました。
新着の特集をご紹介します