紀行

第42回

「神奈川県藤沢市・鎌倉市」

神奈川県藤沢市。船玉ふなだま神社の周りには、かつて木をひき切る職人が多く住んでいたといい、実朝はこの一帯から宋に渡る船の木材を切り出したと伝わっています。

江の島

船玉神社

神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜にある実朝の歌碑。実朝が宋に渡ることを夢見たことにちなみ、船を模したものが置かれています。

実朝歌碑

実朝の船作りに関わった宋の技術者・陳和卿ちんなけいは鎌倉にあるものを残しました。鎌倉彫です。彫の陰影と深い漆の色彩が特徴的な伝統工芸品で、陳和卿らがもたらした宋の技術に影響を受け、鎌倉の仏師たちが木彫漆器もくちょうしっきを作ったことが始まりだと伝わります。

仏具にはじまり、茶道具や生活用具にも鎌倉彫の技法が用いられ、美術工芸の地位を築き上げました。

宋の影響を強く受けながら発展を遂げた鎌倉の文化は、今も人々を魅了しています。

「船玉神社」

神奈川県藤沢市

JR「藤沢」下車、徒歩10分

「実朝歌碑」

神奈川県鎌倉市

江ノ島電鉄「長谷」下車、徒歩15分

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