紀行

第34回

「京都府京都市/三重県亀山市」

京都は東西南北、碁盤の目のように道が配置され、それぞれ名前が付けられています。

京都市の東洞院通ひがしのとういんどおり。かつて、平家打倒の口火を切った後白河法皇の皇子、以仁王の邸宅もこの近くにあったと伝わっています。

高倉宮趾たかくらのみやあと

『吾妻鏡』には、平賀朝雅が京都守護として滞在していた館は「六角東洞院ろっかくひがしのとういん」にあったと記されていて、聖徳太子が創建したという六角堂頂法寺の付近にあったのではないかと考えられています。

六角堂(頂法寺)

その後、朝雅は現在の三重県亀山市で起きた平氏残党による反乱を三日間で鎮圧したと伝わっています。その功績によって近畿方面での権勢を誇り、御家人として京都でも異例の地位を得ます。

小野城跡

しかし、鎌倉殿の座を狙う権力争いに巻き込まれ、朝雅は運命を狂わせていくのです。

「六角堂(頂法寺)」

京都府京都市

市営地下鉄「烏丸御池」下車、徒歩3分

「小野城跡」

三重県亀山市

JR「関」下車、徒歩25分

紀行

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