紀行

第15回

「神奈川県鎌倉市・横浜市」

神奈川県鎌倉市と横浜市を結ぶ古道、朝夷奈切通あさいなきりどおし。この一帯には有力御家人の館が立ち並んでいました。

朝夷奈切通

朝夷奈切通にほど近い、十二所じゅうにそ果樹園。梅の名所として知られる果樹園の近くに、上総広常の館があったと伝わります。

十二所果樹園

頼朝に謀反を疑われた広常。鎌倉時代の歴史書「愚管抄ぐかんしょう」には、大倉御所で双六すごろくに興じていたところを梶原景時に討ち取られたと記されています。

景時は「梶原太刀洗水」の湧水で、太刀についた広常の血を洗い流したと伝わっています。

梶原太刀洗水

横浜市には広常のものと伝わる供養塔が残されています。最大の勢力を持つ御家人であった広常の死は、坂東武者たちに大きな衝撃を与えました。

上総介塔

「十二所果樹園」

神奈川県鎌倉市

JR「鎌倉」からバス「十二所神社」下車 徒歩20分

「上総介塔」

神奈川県横浜市

京急電鉄「金沢八景」からバス「朝比奈」下車すぐ

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