第11回
京都府京都市。三十三間堂は、後白河法皇の離宮内に平清盛の援助によって造営された仏堂です。堂内には1,000体の千手観音立像が納められており、そのうちの124体は創建当時に造られたものです。その圧巻の光景は平家の栄華を今に伝えています。
平家が六波羅に営んだ邸宅をしのばせる石碑
六波羅ろくはらに拠点を置いた平家一門。六波羅蜜寺を中心に一族郎党の館が立ち並んでいたといいます。
六波羅蜜寺
一門の更なる繁栄を目指した清盛。しかし、清盛は突然の病に倒れました。平家とゆかりのある六道珍皇寺。清盛は六道珍皇寺の付近で火葬されたと伝わります。
六道珍皇寺
清盛という大きな存在を失った平家一門は、次第に頼朝に追い詰められていくことになります。
「三十三間堂」
京都府京都市
JR「京都」からバス「博物館三十三間堂前」下車すぐ
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