千葉県一宮町。安房へ逃れた頼朝が助けを求めた上総広常が治めた地です。
平安以降1,000年以上の歴史を持つ玉前神社。古くから朝廷や豪族、庶民の信仰を集めてきました。
玉前神社
広常は頼朝の大願成就にと、ここ玉前神社に願文と鎧を奉納したといいます。その故事に倣い、江戸時代の一宮藩主・加納久徴が寄進したと伝わる甲冑が残されています。
千葉県千葉市。県庁からほど近い亥鼻公園の一角には、千葉常胤をイメージした銅像が建てられています。平家打倒に立ち上がった頼朝に常胤は、息子と共に加勢したといいます。
亥鼻公園
千葉家の守護神・妙見菩薩を祭った千葉神社。頼朝は鎌倉へ向かう途中、常胤一族と共に参詣したといわれています。
千葉神社
上総と千葉の大軍勢を味方に付けた頼朝と義時。一路、鎌倉を目指します。