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~長崎 五島列島のかんころ餅~より

かんころ餅

レシピ監修 辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生
長崎五島列島で親しまれているかんころ餅を、干し芋を使って作ります。素朴な味わいをご堪能下さい。つぶあんをつつんだ大福バージョンもぜひお試しあれ!

【初回放送】2022年1月10日

かんころ餅

材料 さあ、はじめましょうか!

なまこ形 1個、 大福 約10個分
<かんころ餅生地(作りやすい分量)>
もち米 500g  
干し芋 200g 市販品
上白糖 50g  
 
片栗粉 適量 手粉用
<かんころ大福>
かんころ餅生地 500g  
熱湯 約50ml 調整用
 
つぶあん 300g  
黒ごま 適量  

作り方

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準備

■もち米を水洗いして、一晩水につけておく
■蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく(家庭用餅つき機を使用の場合、蒸す機能があれば使用方法に従って使用可)
■お湯を沸かしておく

かんころ餅生地を作る

step1
水につけておいたもち米をざるに上げて水けを切り、蒸し器に移して1時間蒸す。(もち米を指先でつまんで、芯がなくなっていれば蒸しあがり)

step1

step2
干し芋を1cm幅位に細かく切る。

step2

step3
蒸したもち米が熱い間に餅つき機に移し、きめが細かく滑らかになるまでつきあげる。

step3

step4
干し芋を熱くなるまで蒸す。(約10分間)
(もち米をついている間に蒸しておく)

step4

step5
もち米がつきあがったら、蒸した干し芋を加え、さらにつく。
(干し芋の食感を残したい場合はつき時間を短めにしてください。)

step5

step6
上白糖を3回ぐらいに分けて加え、滑らかになるまでつく。

step6

step7
手粉(片栗粉)に半量(約500g)を取り、なまこ形に成形して冷まし、余分な粉を払って出来上がり。

step7
 

かんころ大福を作る

step8
残りの生地に、熱湯50ml を3回に分けて加え、よく伸びる状態になるまでつく。(熱湯は生地のかたさを見ながら調整して下さい)

step8

step9
生地を手粉に取り、40gずつに分割する。

step9

step10
手の平の親指の下あたりで押し広げて平らにして、表面の粉をはけではらう。

step10

step11
25gずつに分割したつぶあんをのせ、指先であんを押さえて生地を回しながら包む。

step11

step12
あんの2/3が包めたら、指先で生地の口をすぼめるように包み、最後はつまみ、しっかりと口を閉じて成形する。

step12

step13
温めておいたテフロンのフライパンに黒ごまをひとつまみ散らし、大福を押しあて、焼き色が付くまで焼いて出来上がり。

step13

かんころ餅を切って焼く

step14
一晩おいたなまこ形の生地を1cm幅(好みの厚さ)に切り分ける。

step15
温めておいたテフロンのフライパンにのせ、両面を焼いて出来上がり。
(オーブントースターまたは、網の上にのせ直火で焼いてもよい)

step15

たべごろと保存方法

かんころ餅はつきたてはやわらかく、そのままでもしばらくはおいしく食べられます。大福は当日中がおすすめです。

完成
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