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~室生犀星のようかん~より

ようかん

レシピ監修 辻製菓専門学校 上元 純一 先生
皮がやわらかく風味豊かな「能登大納言小豆」を使った、小倉ようかんです。 室生犀星にちなんで、川面に映る星になぞらえた「小豆の蜜漬け」を、 見た目と食感のアクセントに加えました。ご堪能あれ!

【初回放送】2020年1月13日

ようかん

材料 さあ、はじめましょうか!

約10個分
<小豆の蜜漬け>
小豆(能登大納言) 100g その他の小豆でも可
 
200ml  
グラニュー糖 200g 上白糖でも可
<ようかん>
糸寒天 7.5g  
500ml  
グラニュー糖 300g 上白糖でも可
小豆こしあん 450g  
小豆の蜜漬け 150g  

作り方

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準備

■小豆は水洗いしておく。
■糸寒天は一晩水に漬けておく
■分量の水にグラニュー糖を煮溶かし、蜜を作っておく

小豆の蜜漬けを作る

step1
小豆とたっぷりの水(分量外)を鍋に入れ、強火にかける。

step1

step2
沸騰し、小豆を引き上げてみてしわが寄ってきたら、さし水(びっくり水)をする。その後沸騰したら、もう一度さし水をする。

step2

step3
再度沸騰してきたら、小豆の状態を確認する。全体の8割~9割が膨らんだら、ゆで汁を捨て(渋きり)、小豆の表面を水でそっと洗い流す。

step3

step4
鍋に小豆を戻し、たっぷりの水を入れ、やわらかくなるまで煮る。皮が破れたり煮崩れないよう、落し蓋をしてコトコトと弱火でおよそ1時間煮る。

step4

step5
ひと粒とりだし、指で簡単につぶせたらゆであがり。引き上げて、蜜に入れてひと煮たちさせ、冷ましながら一晩漬けておく。

step5

小倉ようかんを作る

step6
鍋に分量の水と水けをきった寒天を入れ、沸騰させて寒天を完全に煮溶かす。

step6

step7
寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加え、再度沸騰させる。

step7

step8
グラニュー糖が溶けたら、さらしでこして絞り、不純物を取り除く。

step8

step9
火にかけ、沸騰したら小豆こしあんを加える。

step9

step10
焦げないように木じゃくしで混ぜながら練る。すくい上げたとき2~3mmの厚みで流れるぐらいの濃度になったら、蜜をきった小豆の蜜漬けを加え、火からはずす。

step10

step11
鍋を氷水にあて、混ぜながら少しとろみがつくまで粗熱をとる。

step11

step12
準備した流し缶に流し、常温において、完全に固める。

step12

step13
好みの大きさに切る。

step13

たべごろと保存方法

一晩常温で保存した方が味がなじみ、固さも安定しておいしくいただけます。密閉容器に入れて保存。 作ってから一週間ほど、おいしくいただけます。

完成
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