核ごみ調査受け入れ 佐賀・玄海町の判断のわけは
公開:2024年5月13日(月)午後3:01
2024年5月13日(月)
原発から出る核のごみの処分地を巡って、あらたに佐賀県の玄海町が文献調査の受け入れを決めた。原子力担当の水野倫之解説委員の解説。
今回玄海町では議論が始まって1か月弱という異例のはやさで、先週、脇山町長が表明した。
核のごみの処分地選定に向けては政府が、第一段階の文献調査をする自治体を募集。
先月町議会が、調査受け入れを求める請願を採択したあと、経済産業省も受け入れを町に申し入れ、町長の最終判断が焦点となっていた。
これで文献調査が行われるのは北海道の自治体に続いて3例目。
受け入れの理由について町長は「核のごみ問題について国民的議論を喚起したい」と説...記事を見る