トップページ  番組情報  ひるまえクルーズかごしま  さつま狂句  2022年10月6日放送分

10月の兼題
「メール」

  • メールじゃち たや家内カカドン ハイモシモ

    鹿児島市 / 山福 龍郎 さん

    (メールだと言ってスマホを奥様に渡したら モシモシと耳に当てた という意味)

    寿星 :初投句の方ですが、ユーモアにあふれる方のようです。
    キャスター:きちんと5・7・5にもなっておりますが、まだ手を加えなければならないのですか?
    寿星 :はいほぼ出来上がっておりますが、あえて細かいところを申しますと、読みと漢字は出来るだけ一致させましょう。 「言(ゆ)たとに」としたいところですが「カカドン」があり、中8になってしまいますので使えません。 ここは普通に「女房(かか)は」として助詞を入れればすっきり収まります。 「はいもしも」の話し言葉も面白くてこのままでもよいのですが、動作で表す方法もあります。

    メールじゃち てたてみんに 当てた女房かか


    <唱> そんたおはんが 失敗しくじいじゃんそ
    (奥様と言っておりますが、実際は自分の失敗ではなかったですか という意味)

    いつまで待っても声は聞こえてきませんですが・・・。

  • 爺婆じいばあが メールんやいとい 対応てっおせじ

    霧島市 / 森 ヒデ子 さん

    (機械が苦手なじいちゃん婆ちゃんにはメールでのやりとりが難しい という意味)

    寿星 :年を取ると新しいモノへの挑戦はなかなかです。しり込みしたくなるのは当然でしょう。気持ちは分かります。ま、しかし狂句にも挑戦されているのですから。
    キャスター:これは字余りがあるようですね。
    寿星 :中8になっております。メールそのものがやり取りですので、ここは省いて別の言葉を持ってくれば解決します。重なった言葉は無いか再確認が大事です。また「対応」という漢字熟語よりも、柔らかい鹿児島弁にした方が耳にやさしくなります。

    メールいな 爺婆じいばあ全部ぶんと うてわじ


    <唱> 脳トレもっ はまっみろかい
    (脳のトレーニングと思ってひとつ励んでみましょうか という意味)

    別の楽しい世界が広がりますよ。

  • メールデビュー 電話がはやか やせ我慢がまん

    さつま町 / 川添 惠子 さん

    (スマホのメールをやり始めた。電話の方が早いけれど我慢をして打っている という意味)

    寿星 :使いこなそうという、自分の気持を素直に述べているところが良かったと思います。
    キャスター:スマホデビューはもっと早かったのでしょうか。
    寿星 :今までは送受信機能だけだったのでしょうね。やる気をだしたのでしょう。
    キャスター:この句はどこをどうしたら良いのですか?。
    寿星 :上6の字余りになっております。長音は誰でも間違いやすいところです。 それと中と下のつながりが悪いですので、助詞の使い方を工夫しましょう。「やせ我慢」とせずに実際の動作を表現した方が良くなります。

    メールデビュ 電話がえが 我慢きば


    <唱> そん気持きもっなら いっるいが
    (そういう気持ちであればすぐに慣れるでしょう という意味です)

    そのうち親指一本でちゃっちゃっとなるでしょう。