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ワールドカップで注目!じゃんけんマン"子どもたちに世界を”

  • 2022年12月02日

サッカーワールドカップカタール大会。今回は、代表チームのメンバーには鹿児島県出身の選手はいませんが大会が始まってから、鹿児島出身の“ある人物”が注目を集めているんです。
それが、こちら!開会式やドイツ戦でも、国際映像で捉えられていたご当地ヒーロー、じゃんけんマン=尾曲智幸さんです。
東日本大震災や熊本豪雨の被災地の子どもたちに世界を見てもらおうと現地に連れて行っていたじゃんけんマン。試合を見た子どもたちの反応や、応援のために持ち込んだ鹿児島ならではのある物についてインタビューしました。

    (鹿児島局 キャスター  山下智子  記者 古河美香 平田瑞季)

じゃんけんマン@カタール

12月1日 スペイン戦前

運命のスペイン戦を前にした12月1日にオンライン会議システムを使ってカタールから取材に応じたじゃんけんマン。ほおには日本とカタールの国旗も付けられていました。

じゃんけんマン=尾曲智幸さん

現地の印象について聞くと…。

めちゃめちゃ都会です。もうビルしか建ってないぐらいで、とりあえず夜は神々しいですね。キラキラですけれども、昼間は本当、砂漠が広がっているので、夜になったら顔が変わるって感じでこれすごい

今この時期はすごく乾燥してて、日中はめちゃめちゃ暑いんですけど、夕方から夜になると風がでてきて結構涼しいんですよ。気温差がすごくて、みんな体調管理が大変だって言ってますね

その姿は現地でも注目を浴びているといいます。

めちゃめちゃ盛り上がりがすごくて、カタールってお酒飲めないんですけど、みんなお酒飲んでるかっていうぐらいテンションが高いですね。
メキシコの人がすごい歌ってたり、オランダの人たちがめっちゃしゃべりかけてきたり、みんなそれぞれ英語を使ってしっかりコミュニケーションをとってくるんですけど、僕あんまりしゃべれないので、とりあえずジェスチャーで

子ども達に世界を見てほしい

熊本 球磨村 11月12日

今回のワールドカップで、じゃんけんマンは企業の協賛金や寄付を集め、東日本大震災や熊本豪雨の被災地の高校生や大学生8人を連れていきました。初めて見るワールドカップに子ども達も大興奮。中には興奮しすぎてメガネが飛んでいってしまった子もいたそうです。

日本の試合を海外で見る、ワールドカップで見るのも初めてで、さらにドイツに勝つという試合を見せることができて、喜びすぎて何か僕にぶつかって、眼鏡がとんで、眼鏡さがせとなって。大興奮、あれを興奮しない人はいないでしょうね

めっちゃその準備とかそういう資金集めとか大変だったので、『これやってよかったな本当』何か、『見てくれてたんだな神様』ぐらいな感じで、本当うれしかったです

応援には鹿児島のあれも…

実は今回のワールドカップ、こんな所でも鹿児島県が関わっていました。試合中、多くの日本人サポーターが手にしていたハリセン。

サポーターが手に持っているのは・・・

実は長島町の酒造メーカーに頼んで、焼酎を入れる紙パックで作ってもらったそうです。

『焼酎パックを持って、ワールドカップいってみんなで応援したいです』って言ったら、用意して頂いて。
日本人はマスクしてる方も多くて、声出すのちょっとなーと言う人は、みんなで応援するので、一致団結しますね。スタジアムも広いので、すごく響くのでめちゃめちゃいいです

運命のスペイン戦 現地では

日本が決勝トーナメントを決めたスペイン戦。現地時間の夜10時に行われるため、みんなで昼寝をした後、気合いを入れて応援に行くので、試合が切れるハーフタイムなどで自分を探してほしいと言っていたじゃんけんマン。スペイン戦後に試合の感想について再び話を聞きました。

スペイン戦から一夜明けインタビュー

ぶっちゃけスペインのサポーター多くて、スペインの旗がめっちゃあって、注目しているからめっちゃきてんなと思っていたのですが、後半からは日本のペースで日本人の盛り上がりがすごかったですね

逆転ゴールの際にVARによるビデオ判定が行われた時にはこんな気持ちになったといいます。

お願いだから入ってくれ、なんかプレゼントするから、焼酎贈るからお願いみたいな、祈っていましたね。ぎりぎりなドキドキを味わいました

次のクロアチア戦については・・・。

ヨーロッパキラーになってくれないかなと思っています。そうすればクロアチアにも。みなさん一緒に応援していきましょう!

  • 山下智子

    山下智子

    情報WAVEかごしま キャスター
    出身は鹿児島市1児の母親

  • 古河 美香

    古河 美香

    長崎局を経て鹿児島局勤務 県政担当などを経て、現在は教育や経済を担当   2児の母親

  • 平田瑞季

    NHK鹿児島放送局 記者

    平田瑞季

    2018年入局。事件事故の担当を経て奄美支局 現在は原発やロケットなど科学技術を担当

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