エントリー <コンテンツ作品>

応募要領

日本賞2024の応募要領です。
締切は2024年6月6日(木)です。

日本賞の使命

日本賞の使命は、映像メディアを通して新しい価値を提案する作品に光を当て、世界中の教育コンテンツの質の向上に貢献すること、そして社会と文化の相互理解を促進することです。1965年の創設以来、世界をより良くするために、人々が学び、考え、共感し、行動する意欲へとつながる優れた作品を表彰することで、メディアの力を支援しています。

主なスケジュール(2024)

3月8日(金)
応募受付開始
6月6日(木)
応募締切(日本時間23時59分)
応募に必要なすべての提出物(エントリーフォーム、動画ファイルなど)が、事務局必着のこと。
8月7日(水)
ホームページにてファイナリスト(一次審査通過者)発表
9月25日(水)
ホームページにて各部門最優秀賞・優秀賞・特別賞発表
(受賞者は11月の日本賞映像祭にお招きし、作品の紹介をしていただきます。)
11月18日(月)~21日(木)
日本賞映像祭および日本賞授賞式開催(グランプリ日本賞および企画部門発表)

費用

応募は無料
ただし、通信料など提出に関する経費は応募機関が負担する。

部門

  • 作品を応募する際、対象年齢に合った部門にエントリーすること。審査基準では「作品が対象年齢にふさわしいこと」としており、対象年齢と異なる部門への応募は、審査で不利になる場合がある。
  • 2023年から、デジタルメディア作品部門をコンテンツ作品部門に統合。デジタルメディア作品(モバイルアプリ・ゲーム・アプリケーションソフトウェア・クロスメディア作品・ウェブサイト・VR・ARなど)を応募する際は、対象年齢のコンテンツ作品部門にエントリーすること。内容を説明した解説動画(尺10分以内)か、文書による解説(ユーザー体験・ワイヤーフレーム・ゲームメカニクス・コンテンツロードマップ等)を提出のこと。
部門 応募対象
1. 幼児向け 0歳から6歳までの未就学児の教育に役立つコンテンツ
  • テレビ番組/映画/ビデオ作品(尺60分以内)
  • デジタルメディア作品(ウェブゲーム、ゲーム、アプリケーションソフトウェア、クロスメディアコンテンツ等)

*デジタルメディア作品を応募の際は、短い解説動画(尺10分以内)か文書による解説(ゲーム・ウェブサイト・コンテンツやユーザー体験に関しての説明等)を提出のこと。

2. 児童向け 6歳から12歳までの初等教育課程の子どもの教育に役立つコンテンツ
3. 青少年向け 12歳から18歳までの青少年の教育に役立つコンテンツ
4. 一般向け 18歳以上の大人の学びに役立つコンテンツ

  • グランプリ日本賞
    各部門の最優秀作品4本の中から選出
  • 各部門最優秀賞
  • 各部門優秀賞
  • 特別賞
  • 審査委員選奨
    本審査委員の合議により、上記の受賞作品以外に授与することがある。

応募資格

(1)応募対象者

応募者は、応募作品を制作、放送する、または著作権を有する以下のような団体とする。

  • 放送事業者/配信事業者
  • 映像制作プロダクション
  • デジタルコンテンツ制作プロダクション
  • 教育研究機関
  • 非営利団体および非政府組織など

*個人による応募は受け付けない。

(2)応募本数

  • 1機関が応募できる作品数は最大で計4作品とする(例:1部門に1~4作品を応募、または複数の部門に分けて応募)。作品を応募する際、対象年齢に合った部門にエントリーすること。審査基準では「作品が対象年齢にふさわしいこと」としており、対象年齢と異なる部門への応募は、審査で不利になる場合がある。
  • 同一作品を複数の部門に応募することはできない。
  • シリーズ作品の場合、1機関が応募できるのは1エピソードのみ(題名や登場人物などが共通しているものはシリーズ作品とみなす)。
    シリーズが複数のエピソードから成る場合、応募機関は1つのエピソードを選んで応募すること。
  • テレビ・ウェブ・ソフトウェアなど複数のメディアにまたがって展開されるクロスメディアコンテンツの場合、複数の部門に応募することはできない。1つのエントリーで複数のメディアの審査を希望するクロスメディアコンテンツなどは、エントリーシートにその旨記載すること。
  • 過去に日本賞で受賞した作品の応募はできない。シリーズ作品の場合、異なるエピソードの応募は可能だが、審査では過去の受賞作品との明確な違いが求められる。エントリーフォームには、今回応募するエピソードが過去の受賞作品と比較してどのように優れているかなど、違いを明確に記すこと。
  • 同一のプログラムを複数の機関が応募した場合、どの応募を有効とするかは応募者間の判断にゆだねられる。
  • 応募したプログラムが改作、翻案したものである場合(すでに存在している作品や別のフォーマットで展開されている作品に着想を得たものである場合)、応募者は日本賞のエントリーフォームにその旨であることを明記し申告すること。

(3)放送・公開時期および言語

放送・公開時期 言語
2023年1月1日から2024年6月6日までに初回の放送・公開したコンテンツ 制限なし
ただし英語版(英語字幕あるいは吹き替え)を必須とする。
英語字幕は動画ファイルに入れ込むこと。
  • デジタルメディア作品(モバイルアプリ・ゲーム・アプリケーションソフトウェア・クロスメディア作品・ウェブサイト・VR・ARなど)を応募する際は、審査委員がゲームのやり方やコンテンツの内容やユーザー体験について理解するため、作品内容を説明した解説動画(尺10分以内)か、文書による解説(ユーザー体験・ワイヤーフレーム・ゲームメカニクス・コンテンツロードマップ等)を提出のこと。プロモーションコードを必要とする作品は、その旨をコードとともに、エントリーフォームに記載のこと。

(4)権利処理について

  • 応募機関は、下記応募作品の利用に記載された利用のために必要な全ての権利処理を自己の責任と経費負担で行う。
  • 応募機関は、日本賞への応募に際し、応募作品と提出物について、他の著作権者、共同制作者、制作協力者、配給者に通知する責任を負う。
  • 応募機関は、日本賞事務局とNHKによる応募作品および提出物の利用に関連して生じる可能性のあるトラブルについて、一切の責任を負う。

応募方法

  1. 1. 応募要領の確認
  2. 2. エントリーフォームの入力・送信
  3. 3. エントリーIDおよびコンテンツ提出方法について事務局からのメールを受信
  4. 4. 指定されたURLから動画ファイルや解説資料などをアップロード
  5. 5. 動画ファイルや解説資料などのアップロード完了メールの受信
  6. 6. 応募完了

応募締切:2024年6月6日(木)
日本時間23時59分

一次審査用の提出物

応募者は、エントリーフォームに記入のうえ、以下の必要資料を提出し応募を完了すること。
規定の提出物を欠く場合、または技術的問題により再生・再現・体験が困難な場合、やむを得ず審査対象外とすることがある。

一次審査用の提出物

  • (1) 広報用画像データ1枚(JPEG、GIF、PNG 1MB以下)
  • (2) 応募作品の英語版動画ファイル(5GB以内)
  • 英語字幕または吹き替え。コマーシャルや広報用資料をのぞいた本編で、初回公開した作品の動画ファイル(英語作品の場合も、英語字幕付きが望ましい)。
  • 動画ファイルのアップロードがうまくいかない場合は、事務局に相談のこと。
  • デジタルメディア作品(モバイルアプリ・ゲーム・アプリケーションソフトウェア・クロスメディア作品・ウェブサイト・VR・ARなど)を応募する際は、作品内容を説明した解説動画(尺10分以内)か、文書による解説(ユーザー体験・ワイヤーフレーム・ゲームメカニクス・コンテンツロードマップ等)を提出のこと。動画や解説文書は3種類まで提出できる。
  • 審査にあたり、プロモーションコードを必要とする作品は、その旨をコードとともに、エントリーフォームに記載のこと。

エントリー動画推奨スペック

Format .mp4  
File Size Up to 5GB  
Video Codec H.264
Width Up to 1920
Height Up to 1080
Frame Rate Same as Original
Interlace Mode Same as Original
Aspect Ratio Same as Original
Audio Codec AAC
Number of Channel 2
Bit Rate 256Kbps or Higher
Sampling Rate 44.1KHz or 48KHz

本審査用の提出物

ファイナリストは、2024年8月7日(水)にホームページ上で発表される。
発表後、事務局より各ファイナリストに本審査の要項が伝えられ、ファイナリストは以下の本審査用素材を送付する。

すべての提出物を期限内に事務局に届くよう送付する。期限内に到着しない場合、本審査への参加資格を失う場合がある。

本審査用の提出物

  • (1) 動画ファイルのマスター素材(英語字幕付き)
    コンテンツは、一次審査用に提出したものと同一のものでなければならない。
  • (2) 広報用高画質画像2枚(JPEG、GIF、PNG)
  • (3) タイムコード入り完成英語台本
    台本には、すべての台詞、ナレーション、字幕、タイムコードおよびクレジットリストが記載されていなければならない。クレジットが台本に記載されていない場合は、クレジットリストを別途提出すること。

受賞者の提出物

日本賞は下記追加素材の送付を受賞者に要請し、日本賞における使用のため、日本語字幕版または日本語吹き替え版のいずれかを制作する。(詳細は「応募作品の利用」を参照)

応募作品が受賞した場合、NHKは受賞作品の全編を日本国内で放送するための交渉を行う(インターネット上での同時再送信と1週間の見逃し配信サービスを含む)。いずれも日本以外では視聴できないよう、ジオブロックされる。この放送の目的は、日本賞とその価値の高さをさらに広く一般に伝えていくことである。
NHKが受賞番組の放送を決定した場合、NHKは受賞者に連絡し、日本国内で放送するための諸条件について交渉を行う。受賞者は、誠意をもって交渉に応じること。

放送される場合、映像は、NHKの番組編成基準や放送ガイドラインに則り編集される場合がある。

応募者は、上記の放送に必要なすべての権利処理を行う責任を負う。
音楽著作権に関しては、応募者は、作品に含まれるすべての楽曲および録音物における演奏権が以下のとおりであることを保証する:(i) 日本音楽著作権協会(「JASRAC」)と関連する著作権徴収団体の両方またはいずれかによって管理されている、(ii) パブリックドメインである、(iii) 応募機関によって管理されている。

受賞者の提出物

  • (1) テロップ、字幕等のないクリーン素材(白素材)
    作品は、本審査に提出されたものと同一のものであること。
  • (2) (1)の音声ファイル
    ミキシング前の個別の音声トラック(ナレーション、音楽など)
  • (3) オリジナル言語の完成台本(英語以外の作品の場合)
  • (4) 使用音楽のキューシート(放送時の著作権処理のため)

応募作品の利用

応募機関と応募作品のすべての著作権者は、日本賞への応募にあたって、応募作品および映像・写真などの提出物を、NHKが無償で下記の目的のために使用する権利を許諾するものとする。

  • (1) 日本賞の広報活動
    NHKは、日本賞の広報を目的として、応募作品を以下のように使用することができる:
    • 日本賞授賞式において応募作品の抜粋を使用する。
    • 応募作品の抜粋をNHKの放送(国内および国際)、ウェブサイト、ソーシャルメディア、印刷物で使用する。
  • (2) 一般上映
    NHKは、日本賞映像祭およびNHKが主催する国内外の入場無料の日本賞関連イベントにおいて、応募作品の全編または一部を上映することができる。
  • (3) 日本賞映像祭特設サイト
    NHKは、日本賞映像祭を含む限られた期間、日本賞映像祭特設サイト上で、応募作品の全編または一部をストリーミング配信することができる。
    本サイトは登録された日本賞参加者のみがアクセスでき、コンテンツの視聴には、個別に発行されるIDとパスワードが必要となる。
  • (4) 日本賞ライブラリー
    NHKは、受賞作品や優れたコンテンツを日本賞ライブラリーに収蔵することができる。日本賞ライブラリーは、教育的な利用に限り、学校、研究者、制作者の要望に応じて映像のコピーを貸し出している。商業的な使用や放送のための貸し出しは行わない。
<応募に関する問合せ>

日本賞事務局

審査基準

日本賞の使命

日本賞の使命は、映像メディアを通して新しい価値を提案する作品に光を当て、世界中の教育コンテンツの質の向上に貢献すること、そして社会と文化の相互理解を促進することです。1965年の創設以来、世界をより良くするために、人々が学び、考え、共感し、行動する意欲へとつながる優れた作品を表彰することで、メディアの力を支援しています。

応募作品は全て、下記の審査基準に基づいて審査される。

教育的価値

対象となる視聴者の文化や社会状況を考慮した上で:

  • 視聴者の思い込みや先入観を払拭し、自分と他者、さらに世界についての理解を深め、成長を促す作品か?
  • 視聴者にとって、他者について学び、理解し、共感する力を育む作品か?
  • 視聴者にとって、問題解決のためのきっかけを与えてくれる作品か?
  • より良い社会にするための行動を視聴者に促すなど、社会や地域に対して教育的インパクトを与える作品か?
  • デジタルメディア作品は、視聴者やユーザーに積極的かつ有意義に働きかけるものであるか?また、視聴者が自ら考え、見解を育む余地を持たせているか?

作品性

作品の制作背景にある経済的、財政的状況を考慮した上で:

  • アイデアに独自性があり、新しい価値を生み出しているか?
  • 演出、演技、伝え方が挑戦的で、創造性と芸術性を兼ね備えているか?
  • 作品の尺、形式、プラットフォーム、表現手法は、対象となる視聴者の興味を維持し、さらに高めるのに最適か?
  • 作品を対象となる視聴者やユーザーに届けるため、ふさわしいデバイスやプラットフォームを使用しているか?

※注意事項

審査委員は、自らが所属する機関が応募した作品、あるいは自分および所属機関が制作等に関与した作品の投票に加わることはできない。

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