イベント
第5回 日本賞カンファレンス
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」の制作者と語る
世界の危機と教育メディアの役割
このイベントは終了しました。
イベントの模様は動画をご覧ください。4月、日本賞は第49回目の作品募集を開始します。これを記念して、昨年の日本賞グランプリ作品「グレタ ひとりぼっちの挑戦」の監督ネイサン・グロスマンさんとプロデューサーのセシリア・ネッセンさんをお招きし、日本賞カンファレンスを開催します。
本作は、無名の少女だったスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが、今世紀最も影響力のある環境活動家へと成長するまでの道のりを描いています。お二人に、制作の舞台裏と作品が世界の若者たちに与えた影響について伺います。さらに、ウクライナでの戦争が気候変動対策に与えた打撃について考えるとともに、国際協調を止めないために教育メディアに何ができるのか、制作者の皆さんとともに語り合います。ぜひご参加ください。
*同時通訳があります。
- 【日時】
- 2022年4月4日(月)
午後9時~10時(日本時間) - 【会場】
- Zoom Webinar オンライン・ライブ配信
*参加は無料ですが、事前に登録が必要です。 - 【スピーカー】
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ネイサン・グロスマン
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」監督
スウェーデン
スウェーデンの映画監督。気候変動や環境問題に関する作品を中心に制作している。インターネット上で話題になるショートフィルムからテレビシリーズ、ドキュメンタリー映画と、その作品は幅広い。受賞作「グレタ ひとりぼっちの挑戦」では、時代のアイコンとなったスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんを取り上げた。
セシリア・ネッセン
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」プロデューサー
スウェーデン
ドキュメンリーのプロデューサーとして、数多くの国際共同制作に関わる。制作した作品は、カンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭などでプレミア上映されている。「グレタ ひとりぼっちの挑戦」以外にも、イングマール・ベルイマンの生涯を描いたドキュメンタリー「Bergman - A Year in a Life」に関わり、ヨーロッパ映画祭でドキュメンタリー賞を受賞している。
- 【モデレーター】
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アイリス・ユーダイ
カナダ放送協会(CBC) コンテンツ開発 シニア・アドバイザー
カナダ
カナダ放送協会(CBC)で番組制作者として長年ラジオ、テレビ、ポッドキャストの新規および既存番組の開発をサポートしている。また生涯教育や、次世代のリーダー、脚本家を指導することにも情熱を注いでいる。人々の教育を助ける、公共メディアのジャーナリズムの力を強く信じて活動している。
安田 慎
NHK 日本賞事務局長
日本
1997年NHK入局。広島局を経て、制作局へ。美術番組、教育番組、ドキュメンタリーなどの制作を行う傍ら、国外の制作者との国際共同制作に数多く携わる。2017年、日本賞一般向け部門審査委員を務める。2018年以降、ショートドキュメンタリー・シリーズ「ノーナレ」のプロデュースを務める。2020年、フィリピンのトランスジェンダー歌手ジェイクの姿を描いたドキュメンタリー「ジェイクとシャリース~僕は歌姫だった~」が国際エミー賞にノミネートされた。