幼児向けカテゴリー最優秀賞<総務大臣賞>

第45回日本賞 優秀作品

幼児向けカテゴリー最優秀賞 <総務大臣賞>
はじめてのドキュメンタリー
ジュリアとソフィー 水泳教室に行く
機関名 KRO−NCRV
国/地域名 オランダ
メディア テレビ
(ケズ・マルグリー)
教育者として、物語を伝える側として、今現在の役割はどうあるべきか、私たちは議論を重ねました。思いやりと他者を受け入れる心の大切さを、子供たちが理解する手助けとなる。世界中で偏見や憎悪が増大しているような時ほど、その重要性が高まることはないと感じました。2つの優秀作品も、これをうまく伝えていました。「はじめてのドキュメンタリー」を幼児向けカテゴリーの最優秀作品に選んだのは、非常に美しいストーリーが、幼児である視聴者にとって適切なテンポで語られているからです。子どもたちは、双子のジュリアとソフィーの世界へ手を取るように誘われます。ジュリアが補聴器を外してプールに入るシーンでの巧みな音響効果、カメラは常に双子の目線にあり、姉妹を中心に物語が展開します。ほんの数分の間だけ、私たちは2人の友だちとなるのです。一見シンプルな作品が私たちの心を捉え、子ども向けメディアにはもしかして、世界を変える力がまだあるのではいか、そんな希望を与えてくれました。
(ヘディ・スネラーズ)
「ジュリアとソフィー 水泳教室に行く」の制作責任者として、この幼児向け番組に名誉ある賞をいただけたこと、とても光栄に思います。オランダの公共放送として重要なのは、幼児たちの暮らしがどれほど人に刺激を与えるか、時にどれほど困難であるか、さらにはそれぞれがどれだけ異なっているのかを伝えることです。障害があろうとなかろうと関係ありません。聴覚障害のある6歳の双子ジュリアとソフィーは、監督にとってインスピレーションの大いなる源でした。撮影を楽しんだ2人も、この特別な賞の受賞を大変誇りにしています。

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