セッション 5   パネリスト

ハッサム A・ハディ

マジック・カーペット・プロダクション(イラク) ディレクター
2000年、当時のフセイン大統領の息子に支配されていた青年スポーツ省の束縛から逃れるため、隣国ヨルダンに移ってアニメーションフィルム製作や編集にあたる。フセイン政権崩壊後イラクに戻り、バグダッドにスペーストゥーン子どもテレビ事務所を設ける。事業は成功したが、2006年、事務所が強盗の被害を受け、本人も人質になる事件があったことから再びイラクを離れる。国連や米機関の資金を得、“サラーム・シャバブ(平和と青年)”といったイラクの青少年に国民融和を訴える番組を2011年から3年間制作し、国際的な話題となる。
現在、家族とともにヨルダンに居を構え、人道、教育、平和教育などをテーマにメディア・プロデューサーとして活動。

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