江戸・小伝馬町の牢医者。医者である叔父・玄庵を頼って、出羽亀田から江戸に来た。叔父の家に居候をしながら医者の修業を積んでいる。起倒流柔術の使い手でもある。
登のいとこ。おてんばな性格で、年上の登をからかうこともしばしば。しかし、実は登を頼りにしている。父譲りでお酒が好き。
登の叔母。口が達者、登に対しては厳しい人。庭の手入れや掃除など、なにかと登に雑用を頼もうとする。
小伝馬町牢屋敷の牢屋同心。クールで実直。お茶好き。
小伝馬町牢屋敷の牢医者。登の先輩にあたる。
藤吉配下の下っ引き。仕事ぶりはきっちりしている。
旗本の三男坊。起倒流柔術の道場に通う登の後輩。うぬぼれやすい性格。登を慕っている。
小牧家の女中。登の味方になってくれる存在。思ったことを口に出して、災いを招くことも。
深川・八名川町の岡っ引き。登とともに、事件の真相を追う。女房のおせんに小料理屋「どん助」を任せている。
登の叔父、町医者。無類の酒好きで、仲間と飲むため、登に仕事を押し付けることも。妻の松江には頭が上がらない。