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杉田玄白

解体新書の仕掛人

杉田玄白にインタビューしてみました。「確かに、オランダ語は出来ません!」

良沢さんを腑(ふ)分けの見学に誘われたのはなぜですか?

そうですね。もともとね、良沢さんは同じ医者の先輩として、尊敬してたんです。

良沢さんは蘭(らん)語にも詳しいし、長崎に100日間も留学してたんですよ!

だから、この『ターヘル・アナトミア』に描かれている人体の中身にも絶対興味を持ってくれると思ったので、誘いました。

実は蘭語は苦手とか。蘭語の出来る良沢さんを利用しようとしたのではありませんか?

確かに、蘭語が苦手なのは認めますが、だからって、別に良沢さんを利用しようと思って近づいた訳では・・・ないです。 

『解体新書』に良沢さんの名前が無いことと、何か関係があるんですか?

それは・・・ちゃんと理由のあることなんです。ドラマを見てもらえれば分かります。

それにしても、オランダ語も出来ないのに『ターヘル・アナトミア』を翻訳しようなどという大それた計画を、なぜ考えたのですか?

いや、確かにオランダ語は出来ません! でもね、『ターヘル・アナトミア』のこの図版の見事さがすごいんですよ。

ほら、これ…これを初めて見たときに、「え…?人間の体の中って本当はこうなってんの?」ってすごく強く衝撃を受けたんですね。

実は私は、母が私を産んだときに亡くなったんです。うちの家系はですね、もともと若狭藩の医師をずっとしていたんですけれども。

それ以上に、自分の命と引き換えに亡くなった母。その母のためにも、こうやって正しい体の仕組みを世の人たちに理解してもらいたいと強く願うようになったんです。なんかダメですか?!

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