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旬の食材大集合!いますぐ食べたい北海道グルメ

  • 2024年5月7日

5月2日の北海道まるごとラジオは、札幌放送局から生放送。いまの時期、特におすすめの北海道産食材の魅力について、50分間語りつくしました!
ゲストは、タレントで北海道の漁協女性部応援大使を務めている千堂あきほさん!
進行は、飯島徹郎アナウンサーと、キャスターの寺前杏香(筆者)でした。

この時期、全国のみなさんに食べていただきたい北海道グルメ、早速振り返っていきましょう!

北海道に春を告げる✿ アスパラガス

実は北海道は、令和4年を含めて10年連続、アスパラガスの収穫量全国1位!道内ではこの時期、アスパラガスのハウス栽培が行われている地域があります。作業が行われている恵庭市の農業用ハウスを、先月(4月)飯島アナウンサーが訪ねました。
飯島アナ、まず驚いたのが、農業用ハウスの形!中に小さな鉄の骨組みがあって、二重のハウスになっています。さらにその中に、土の上、高さ50㎝ほどの、かまぼこ型の“トンネル”と呼ばれるハウスが、アスパラガスを覆うように、畝に沿って設けられているんです!つまり、「三重のハウス」で守られています!!
(リスナーから、「箱入り娘」ならぬ「箱入りアスパラ」なんてメッセージも…笑)
3月・4月はまだ最低気温がマイナスになる日もある北海道。燃料のコストを抑えつつアスパラガスを温かく守るための、農家さんの工夫です。
ハウスの中には、立派なアスパラガスがずらり!
 

飯島アナ、さっそくハウスで栽培されたアスパラガスをいただいたそうです。
ここでもびっくりポイントが!ハウスで育てられたアスパラガスは、皮をむかなくてもおいしく頂けちゃうんです!半信半疑のまま、一口大に切ったアスパラガスを30秒ほどフライパンでさっと炒めた飯島アナ、そのお味は・・・?

飯)あー、おいしい!甘みがやっぱり出てくる。水分が甘いですね。皮、全然問題ないですね!

北海道出身の私は、アスパラガスの皮は特にむかなくていいと思っていましたが、千堂さんと飯島アナは、皮をむかなくても、柔らかくておいしく食べられることに驚いているようでした!

取材に協力してくださった、恵庭管内のアスパラガスをまとめているJA道央恵庭・北広島支所の久保直輝さんに、アスパラガスのちょっと変わった調理法を聞きました!

久保さん)アスパラガスをゆでた際のゆで汁も、アスパラガスの栄養がふんだんに入っていますので、それをリゾットに使ったり、コンソメスープのだしという形で使ったりすると、栄養分もしっかり全て吸収、取り入れることができます。アスパラガスは全く捨てるところがない、万能な野菜かなと思っています。

新鮮なアスパラガスを選ぶポイントもご紹介!
① 鮮やかな緑色で、穂先がピンとなっているもの
② 手に持った感触が硬くてハリのあるもの

保存にもポイントがあります!
・新聞紙でくるんで、野菜室で保管
 →この時、必ず穂先を上にする!
  横に置くと、「穂先を上にしよう」というエネルギーを使って、固くなったり、形が悪くなったりしてしまう
 

アスパラガスのハウス栽培は5月中旬まで行われます。ぜひ味わってみてください!

プリップリ♡のホタテ

全国一のホタテの産地、北海道!漁の最盛期は6月から8月ごろとされています。
ホタテを育てる方法は地域によって異なり、ホタテの赤ちゃんを貝に付けた“稚貝”を海に放流して育てる「地まき式」や、比較的大きくなった貝に穴をあけてロープでつるす「耳づり(垂下式とも言う)」による養殖などの方法があります。オホーツク海側では主に地まき式、内浦湾(噴火湾)などでは主に耳づりの方式で育てられています。
道内の産地では、さまざまな方法で育てることで出荷の時期をずらし、市場に「できるだけホタテがある」という仕組みを作っています。

そんなホタテ、去年8月に衝撃のニュースが入ってきました。
東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出を受けて、中国などによる日本産水産物の輸入停止措置がとられました。2022年には、日本のホタテの輸出量の半分が中国。それが去年8月以降ゼロになり、道内の産地でも、輸出先を失ったホタテの在庫があふれるという恐れがありました。
しかし実際は、そのリスクを回避することができたんです。その理由について、ジェトロ・日本貿易振興機構・北海道の所長、相馬巳貴子さんに伺いました。

相馬さん)まず一つは、国内市場の需要喚起。道内でも、食べて応援北海道というキャンペーンを展開しました。あとは、ふるさと納税や学校給食、コンビニ、外食需要でのホタテメニューを増やして、消費に貢献したということが大きいと思います。
さらに、中国以外の新たな販路の開拓。ジェトロ全体としては、アメリカ、フランス、中東、インド、ベトナム、台湾などさまざまな国でプロモーションを行いました。ジェトロ北海道でも、これまで日本のホタテを使っていない、アメリカのデンバーのレストランでプロモーションを行いました。「北海道のホタテは非常に甘みが強い」と、シェフやお客様からのアンケートで高い評価をいただきました。

ふるさと納税について、道内有数のホタテの産地、別海町の担当者も「生産地を支援する品として出したことで多くの人の支援があって、ホタテの在庫はほとんど見られませんでした。今年もリピーターの方々も多く、伸び率も増えています」と話していました。
また、新たな販路開拓に向けた取り組みで、アメリカやアジアへの輸出量は、前の年に比べて、国によっては数倍に増えたそうです。
今回のことをきっかけに、北海道のホタテの新たな可能性を、道民としても考えるきっかけになりました。

春だ!花見だ!ジンギスカン♪

キャンプはもちろん、親戚が集まれば、庭や車庫でジュージュー焼いちゃう「ジンギスカン」の季節!!道民なら、「焼肉」や「バーベキュー」といえば、ジンギスカンがつきもの!なんならジンギスカンオンリー!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなジンギスカン“鍋”を愛してやまない人が、岩見沢市にいらっしゃいます。元大学教授の溝口雅明さん。8年前に実家を自費で改装し、ジンギスカン鍋を集めた博物館「ジン鍋アートミュージアム」を作っちゃいました。
ジンギスカン鍋といえば、兜のような形をしたドーム型の鍋で、油が外周の溝に溜まるようになっている、道民にはなじみの“アレ”です。(けっこう「お家にあるよ」って方も、多いのでは…?)それが、このミュージアムには550枚以上も展示されているんですって…!!
 

溝口さんがジンギスカン鍋にはまった理由は…?

溝口さん)ジンギスカン鍋を見て、これ美しいなと思って、どんな種類があるのかなと思って、集めて眺めたいという興味。もう一つ、ジンギスカンを食べるのはジンギスカン鍋が一番おいしいんですよ。ジンギスカン鍋の歴史を研究していくと、時代によって鍋の形とか機能とか、それから熱源が変遷してきて、いかにおいしく食べて、なおかつ後始末が楽になるようにって、そういうふうに進歩発展してきているわけですね。あっという間に増えちゃいましたね、300枚、400枚、いま550枚以上になりましたけど。

このミュージアムの営業開始日は、毎年4月29日。そう、羊肉(よー・に・く)の日です。笑 この日はミュージアムの前で、30人以上が集まってジンギスカンを楽しむ催しが開かれるのだとか。今年は遠く神奈川県川崎市からやってきた夫婦もいたそうです!

溝口さんは、この時期こそがジンギスカンを味わうのに適していると言います。

溝口さん)肉と一緒に焼いて食べる山菜、野菜!今の季節、北海道では行者にんにく、ハーブもあるし。それからアスパラ!アスパラも焼いて食べるととってもおいしい。羊の油で炒めたアスパラがうまいですね!

・・・ということで、スタジオにも用意しました!旬の道産食材まるごとセット!!

どどーん!!
「ジンギスカン入りま~す」というスタッフの一声で登場しました!
さっそく千堂さんに食べていただきます。まずはアスパラガス!味付け全くなしで炒めただけ!

千堂さん)んん~!まんまオッケー!普段いただくと、ちょっとスジが引っかかったりとかするんですけど、全くございません。おいしいしみずみずしい、これはいい~!

続いて、ホタテのお味は…??

千堂さん)わ!中はしっとりした感じですよ~外はカリっとした感じ!かめばかむほどじゅわっと甘みと海鮮のうまみがぎゅっときますね~!

最後は、ジンギスカン♪

千堂さん)んー!!これですね。おいしいですね~。今日食べた3つともおいしいと思える道民の幸せ!おいしい~

ちなみに放送終了後、5分くらいそのまま黙々と3人で食べ続けました…笑

最後に、ジン鍋アートミュージアムの溝口さんから、自宅でジンギスカン鍋がなくてもできる、おいしいジンギスカンの焼き方を聞いたので、みなさんに伝授します!

焼いて肉から出た油は、できるだけ肉と分けることが鉄則!
① ガスコンロでフライパンを斜めにして、肉汁と肉を分ける
② 焼いたお肉は別にして、出てきた油や肉汁で、もやしや玉ねぎ、ピーマンなどの野菜を炒める
③ お肉と野菜を一緒にいただくと、美味しく食べられます!

いまが旬の道産食材、みなさんもぜひ堪能してください!!

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