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簡単!おいしい!非常食

  • 2024年5月28日

避難をせざるを得ない、そんな時でもおいしいものを食べられたら..実際被災者の中には食で元気を取り戻したという人もいます。いざという時に簡単に作れ、なおかつおいしい料理を函館市内の料理店のオーナーシェフに教えてもらいました。

避難時に 簡単!おいしい非常食を作る 前向きな備え

今回の道南DEぼうさいは、簡単!おいしい非常食!がテーマ。北海道防災士会道南ブロック代表の伊藤友彦さんと、函館市内の繁華街五稜郭を訪ねました。私三平が「避難を要するときも、おいしいものをさっと作れたら」と思いつき、NHK函館の年末特番で知り合った、地域の飲食店の魅力を紹介するYou Tuberのてんちょーこと、西村大輝さんにレシピを考えてもらいました。西村さんは料理店のオーナーシェフです。

(左から 三平 伊藤さん 西村さん)

一品目は、「コンビーフにまぜるだけ」です。水・電気・ガスが使えない非常時を想定して作ってもらいました。西村さんには、なるべく普段家にありそう、保存できそうなものを選んでもらいました。

材料は コンビーフ、トマトジュース、缶詰のコーンのみ。作り方もシンプルです。ポリ袋にコンビーフと缶詰のコーン、そしてトマトジュースを混ぜるだけ。西村さん曰く、小さいお子さんや高齢の方も調理ができるよう、火を使わないレシピを考えたそうです。

簡単にできる非常食!そのお味は?

伊藤さん

「トマトジュースを混ぜるからか口がパサつかなくてよいですね!すごく食べていて元気がでますね!」

この感想を受けて西村さんは

西村さん

「災害時はお肉を食べて元気を出して欲しいという事でコンビーフを選びました。コンビーフは保存が効くので災害の備えとして家に置くのもいいかと思います。」

二品目は「牛乳DEリゾット」です。日ごろの災害への備えが大事とお伝えしてきた私たち、カセットコンロと水を揃えていれば、こんな料理も作れるんです。

材料はこちら、牛乳、生米、たまねぎ、粉チーズ、オリーブオイル、塩、黒コショウ、水
日ごろ家にありそうなものを選んでもらいました。
 

未開封であれば常温で60日から90日程度保存ができる牛乳。これがあれば避難が長期化した時でも作れる料理です。

作り方
① みじん切りにした、たまねぎをオリーブオイルで炒めます。
② たまねぎがしんなりしてきたら生米を加えて炒めます。ポイントは生米をそのまま
入れられる事。災害時に手間がかからないようにと工夫をしました。
③ 米が透明になったら水を加えて中火で煮ます。牛乳を少しずつ加えて好みの硬さになる
まで15分程火を通します。
④ 牛乳・塩・こしょう・チーズで味を調え、好みの硬さになったら完成。コンソメがあれ
ば入れるとさらにおいしくなるそうです。

この料理には伊藤さんも驚いていました。

伊藤さん

「これはもう災害の時の食事ってイメージは全くないですね。お店で普通にいただいているごちそうのようです。まず温かくて、食べてすごくほっとします。実際被災された方も温かい食事をとった時に初めてほっと一息つけたとよく聞きます。」

西村さん

「やっぱり災害時、温かいものが食べたいだろうと思います。そして、身の回りにあるもので、かつ、お米を研がないまま作れるリゾットがいいと思いました」

今回の取り組みを防災士の伊藤さんはこう評価します。

伊藤さん

「今回、西村さんは、いわゆる食品庫やパントリーに普段から備えておけるもので料理をしていました。備えをしっかりとし、少し食材を足せば非常時でもおいしいものが食べられる、災害への備えを前向きな気持ちで取り組んでいける一つのきっかけになったんじゃないかなと思います。」

三平泰丈が書いた記事はこちら
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