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懐かしの味! ホッケの焼きかまぼこ ~江差町~

ホッケの焼きかまぼこ
  • 2024年5月16日

道南各地自慢の「とっておきのグルメ」を、中継でお伝えする「ぐるっと道南 自慢のグルメウィーク」。
15日に訪ねたのは地元で水揚げされた魚介類を加工する江差町の水産加工会社。この道30年、加工
の責任者・若山久美子さんに、かつて江差の漁師さんがよく食べていたというホッケの焼きかまぼこを
紹介していただきました。
 

ホッケの焼きかまぼこは昔、ホッケが取れてもたいした値がつかなかった頃に、漁師のお母さん方が漁に出る夫に持たせたりする食べ物だったそうです。いわば懐かしの味ですが、だんだん作る人も少なくなり、若山さんもかつて自分が食べさせてもらった味を思い出しながら何度も試作品を作り、6年かけて製品化したんです。
 

若山さんの焼きかまぼこづくり、最初のポイントは3枚におろして皮と骨をとったホッケを一晩水にさらすこと。これで魚臭さがなくなるんです。それに塩や砂糖、みりんなどを加え、すり身にして焼いていくんですが、注目は年季の入った四角いフライパン。元々は厚焼き卵などを作るためのものなんですが、江差では昔からこの形のフライパンを焼きかまぼこづくりに使っていたそうです。

そして一番大事なポイントが弱火でじっくり焼くこと。フライパンにすり身を詰めてフタをして1時間かけて焼きます。こうすることで水分が抜けて、ホッケのうまみをしっかり感じることができるんです。
焼きあがったかまぼこ、そのまま何もつけずにいただきましたが、甘さもほどよく、凝縮されたホッケ本来のおいしさがしっかり感じられる味わいでした。
 

ホッケの焼きかまぼこは、料理の邪魔をしない味なので色んな料理に使えるそうです。ご用意いただいたのは天ぷらにチーズ焼き、そして一番のオススメがおでん。だしの味がしっかりしみたおでん、本当においしかったです。

そしてもう一つ、チーズ焼きは若い世代にも焼きかまぼこを食べてほしいと若山さんが考案した一品。江差の漁師さんが好んだ懐かしの味を大切につなげていこうとしているんです。

ホッケをはじめ多くの魚介類が水揚げされる江差の港。若山さんたちはこれからも地元の海産物の魅力を広めていきたいと話していました。

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