こんにちは。10月14日「鉄道の日」生まれの堀若菜です。札幌函館間を結ぶ特急「北斗」として活躍した車両「キハ281系」が先月、定期列車としてのラストランを迎えました。
9月30日(金)、午後5時52分、たくさんの人たちに見送られ、キハ281系は函館駅を出発。300キロ先の札幌に向けて、最後の旅路を走りはじめました。

キハ281系は、1994年3月、札幌函館間を結ぶ特急「スーパー北斗」としてデビュー。車体を傾けることで高速でもカーブを走行できる「振り子式」の技術を、JR北海道が初めて取り入れ、札幌と函館の所要時間が最速2時間59分にまで短縮しました。
そんなキハ281系車両とともに車掌人生を歩んできた人がいます。現在函館運輸所で車掌科長を務める金野誠司(こんの・せいじ)さんです。

金野さんは、「キハ281系に車掌としてのすべてを教わった」といいます。
車両が残してくれたもの、そして、ラストランにかける思いとは。

NHKに保存されている懐かしの映像を交えながらご紹介します。

10月8日(土)朝7時30分~「おはよう北海道土曜プラス」でぜひご覧ください。