NHK札幌放送局

#ローカルフレンズ(25)【瀬田宙大】

瀬田 宙大

2020年7月31日(金)午後4時55分 更新

【NEW】知床エリア編タイトルが決まりました! #ローカルフレンズ出会い旅 #知床と清里にほれこむ件 放送は8月11日(火)よる10時45分からの予定です。これに伴い #ローカルフレンズ 夏祭りと題してこれまでの作品を一挙再放送します。今回はそのスケジュールと、知床と清里のロケの思い出をぽろぽろ書こうかなと。

\8月は #ローカルフレンズ出会い旅 夏祭り/
NHK総合・北海道
【再放送】
3日(月)午前1時44分 #道東は世界一な件
5日(水)午前2時5分 #オンラインで旅してみた件
7日(金)午後8時20分 #函館は秘密基地だった件

【最新作】
11日(火)午後10時45分 #知床と清里にほれこむ件

そして、そして。
秋には総集編も放送します。この総集編のために新たなロケも予定。さらに、何人かのフレンズとこの番組が目指すところや、それぞれに刺さった放送回、フレンズの言葉などについて語る座談会も開く予定です。こちらもお楽しみに。


斜里町はヒトに戻れる場所

斜里町の海と森は人間が本来持っている感覚を呼び覚ましてくれます。そして、自然と生き物に優しい人が暮らしています。でも、それはローカルの人と触れ合わなければ感じられません。
東京で暮らしていたころから知床はいつか行ってみたいと思っていたあこがれの地。同じように思っていた友人家族が去年夏、東京から遊びに来てくれたのでオホーツク海側をめぐる旅行を計画。斜里町も訪れました。ほっけ定食など美味しい海産物を食べて、車で行ける範囲の場所で写真を撮って楽しみました。もちろん楽しかったのですが、いま考えれば本当にもったいなかった…。美しい景色は胸に刻めましたが、“感動体験”までは届きませんでした。体験として記憶されるものこそ価値が高い―。そのためにはローカルの人の存在が必要で、その地域の暮らしに触れることが一番の近道だという思いが #ローカルフレンズ出会い旅 を通じて確信に変わりました。
ほっとニュース北海道で知床エリア編の放送後、何人かから“知床旅行に行くので”と相談を受けた。私は決まって「一歩、二歩踏み込んで、そこに生きる人たちと関わる観光を」と返しています。放送を観て「行きたい!」と思ってくれた人は、きっと、自然と共に生きる人と関り、ヒトとして知床を感じたいと思ってくれたはず。ぜひ言葉では伝えきれない大地と人のパワーを多くの人に体感してほしいと思っています。

斜里町の海と山と人の魅力を写真でまとめたブログはこちら


清里町は生きる喜びをくれる場所

ディレクターが書いた放送コメントで印象深かったのが「まっさらな道に名前を付ける。ローカルの楽しみをまた一つ教えてもらいました」という30文字あまりのコトバ。
少し経緯をお伝えすると、ローカルフレンズ(23)にも書きましたが清里町のこの真っすぐな道には「ストレートロード」というニックネームがあります。写真に写る一番左、清里町でロッジを経営する山下健吾さんが名付けました。この道をさらにPRしていきたいと考えている山下さんと、若ちゃんこと若月識さんがロケ中に一緒に新しいニックネームを考えようと声をかけてくれました。正直「先に言っておいてくれたら考えてきたのに…」とこの道を走りながら脳内はフル回転。「清里一本の道」「夢に続く道」など、いま文字にするとやはりイケていない名前しか思いつかず、現在のニックネームをつけた山下さんも「いまいち」「感覚が若くない」など厳しめのジャッジ。山下さんが「僕は“海に続く道”とかもいいと思っているんだよね」と仰ったのですが、生意気にも(なぜそんなことを言ったのか実は考えるのに必死であまり覚えていないのですが…)「でも、きょうもそうですけど海が見えない日にきたらガッカリすると思うんですよね。何かもっとあると思うんですよね」と意見…。この一言をきっかけに引くに引けなくなった私。その発言からなんだかんだ2時間くらい考えた結果にたどり着いたのが「宙(そら)の道」でした。愛ちゃんこと若月愛さんに「自分の名前じゃん!」と突っ込まれつつ、私が「街明かりが少ないので星空が美しいと想像したんです。丘の上だから市街地よりも“宇宙”が近い。さらに日中も空がひろく気持ちのいい場所だからいつきてもソラが近く美しい“宙の道”がいいのでは」と説明。それまで厳しかった山下さんも「いまのはいいですよ」となりました。考えている間、清里町、この道、そしてかつて町内の道という道を通って地域の自慢としてニックネームを付けた山下さんの熱量に思いを巡らせ、ものすごく追い詰められましたが、この時間を通じて清里町がもの凄く好きになりました。気がつかぬうちに、山下さんが清里町で生きることを決めた時の思いを追体験させてもらったからなんだと思います。自分が住まう地域にあるものに目を向け、しっかり愛情を注ぐ。それこそローカルで生きる喜びなんだろうなと思いました。貴重な経験をありがとうございました。


ローカルフレンズは熱い!!

地域にディープな人脈を持つ人をローカルフレンズと呼び、その人が知っている地域の面白い人(=ローカルプレーヤー)や取り組みを紹介してもらうこの番組。画面から伝わる感動は全て、フレンズの熱量が生むものです。我が町を紹介したいという人に、その思いを言葉にしてもらい、番組のフレンズ応募窓口(メールフォームはこちら)からNHKに対して、どんな旅を提案したいと考えているのか、プランと熱量を伝えてもらうことからすべてが始まります。その後もオオスミDやカワバタDなどディレクター陣とやりとりしたり、これまでにフレンズを務めた人たちと一緒にディスカッションをしたりしてプランをブラッシュアップしてロケ、放送につながります。いまも、中標津町、伊達市、VR界から旅のお誘いが来ています。これらの応募は知床のピエさんと若ちゃん&愛ちゃんよりも早くいただいていたのですが、フレンズメンバーの皆さんの合意もあって知床編が優先されました。このうち、知床にも近い中標津町のDJ会社員のしおさん(#オンラインで旅してみた件 に登場します)が、ロケ終りの私たちのもとに会いに来てくれました。オンラインでは何度も顔を合わせていましたが、この日、リアル対面は全員はじめて。でもローカルを思うもの同士、不思議と旧知の仲のように楽しい時間を過ごさせてもらいました。近いとはいえ車で1時間以上かかる距離。熱いですね~。中標津町にもちゃんと行きますからもうちょっと待っていてくださいね!!

こうしてフレンズを介してつながった道内各地のローカルプレーヤーはおよそ40人。これからさらに増えていくと思うと楽しみでなりません。

NHK北海道ではいま、各地のローカルプレーヤーとつながり、地域を応援する枠組みが増えています。#ローカルフレンズ出会い旅のほかにも、「the Locals」というローカルプレーヤーとNHK北海道の職員とでつくるプロジェクトも動いています。
先日、「the Locals #北海道ピットインラジオ」というおよそ2時間のラジオ番組を放送しました。私たちにとっても初めての試み。好評を頂きましたので、めでたく継続が決まりました。次回は、このラジオ番組について個人的に思うことを書きたいと思います。なお、広報グループがラジオのほぼ全文公開を目指して準備を進めています。また聴き逃し配信サービスも始まっていて、8月6日の午後1時までは「らじる☆らじる」のHPでお聴きいただけます。

つづく

#ローカルフレンズ出会い旅まとめページはこちら


(2020年7月31日)

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