NHK札幌放送局

#ローカルフレンズ(24)【瀬田宙大】

瀬田 宙大

2020年7月29日(水)午前11時47分 更新

まずい。緊張してきた。今夜だ、the Locals #北海道ピットインラジオ。北海道の若きローカルプレーヤーらに温かい眼差しを向ける様から私は北海道の絶対的お兄さんと思っている服部亮太さん、人と人をつなぎ地域を結ぶ道東発のウルトラネットワーカー中西拓郎くん、#札幌discover #怒涛の道東 #北海道シャトルラン に #北海道ピットインラジオ まで思いをタグに託すハッシュタガー絹張蝦夷丸くん。そして、スペシャルゲストに社会派で北海道各地にも縁がある画家の奈良美智さんをお招きしてローカルを語る2時間!緊張してきた…。

どんなトークになるのでしょうか。
大きな枠組みこそ決めていますが、基本はフリートークなこの番組。どんな方向に話が進むのかは番組が始まらないとわかりません。

ただひとつ言える事は何かの結論を出すことが目的ではなく、地域を思い、ローカルで活動する人たちが悩みや葛藤も含めて思いを言葉にして共有することで、それぞれが再びローカルで活動するためのエネルギー補給や刺激の場になることを目指すものだということです。

とはいえ、普段から連絡をとるドット道東の代表で北見市を拠点に活動する拓郎くんと、上川町の地域おこし協力隊として働く蝦夷丸くんと昨夜話してわかったのはみんな緊張していること。

その大きな理由が、あの奈良美智さんと番組でご一緒する緊張感です。

実は私、奈良美智さんに一度だけお会いしたことがあるんです。拝見したという方が正しいでしょうか。
おととしの胆振東部地震の1週間ほど前に白老町の飛生(とびう)で行われている飛生アートコミュニティーの森づくり(詳しくはほっとニュース通信25を)を取材させて頂きました。プロジェクトの中心メンバー木野哲也さんに毎年9月に開催してきた「飛生芸術祭」と「TOBIU CAMP」直前で準備が忙しい会場を案内してもらいました。大人はもちろん、多くの子供たちがプロジェクトに参加しています。ある部屋を覗くと、子どもたちと話しながら黙々と準備をすすめる大人がいました。その人が、奈良美智さんでした。簡単なご挨拶こそしましたが、自分が学生時代から横浜トリエンナーレをはじめ様々な場所で目にしてきた作品を生み出してきた方が、普通に、白老に、目の前にいらっしゃることにただただ驚き、お話ししたかったものの緊張のあまり、なんとお声かけすればいいのか戸惑ってしまい、結局なにもお話ができなかった過去がありました。冒頭、“社会派”と書かせて頂きましたが、奈良さんは災害や難民問題など社会の動きを捉えて、現地に赴いたり、ご自身の思いを言葉にしたりと、ひとりのヒトとして時代に向き合っていらっしゃる印象を持っています。胆振東部地震の際も、白老町におられました。課題先進地ではありますが、アイデアの先進地でもある北海道と関わりを持つようになったきっかけや、コロナ時代に何をお考えになっているのか、ローカルの可能性をどのように見ておられるのか、いまからお話を伺うのが楽しみです。

うーん。
書いていたら、また緊張してきました・・・。

そもそも、“the Locals”とは

私が各地を旅させてもらっている #ローカルフレンズ出会い旅も実は兄弟ユニットというか、the Localsのメンバーのひとり佐野和哉くんの発案と中西拓郎くん達の協力から始まったプロジェクト番組なんです(詳しくはコチラ)。なお全道各地で活動するthe Locals第1期メンバーはNHK北海道のホームページ内に特設ページがあり、そこで詳しく紹介されています。このプロジェクトにこめた私たちの思いをそのHPから引用してご紹介します。

そのとき、パートナーでありたい。

北海道には、ある。
すでに豊かな文化が。そして、待ち遠しい未来が。
教えてくれたのは、若きローカルプレーヤーだった。
いろんな個性、多様な経歴を持ち、活動する彼らは、
地元を(いい意味で)騒がせ、(前向きに)かき混ぜている。
彼らの描く未来は、静かに深く、浸透していく。
そのムーブメントは、やがて、最高のローカルをつくる。
そのときに、
私たちは公共メディアとして頼られる、パートナーでありたい。
ひそかに、実は熱く、そう意気込んでいる。

こうした思いをもとに冊子にまとめ、ホームページで発信し、オンラインミーティングなども行ってきたのですが、放送という私たちのいわば主要フィールドでもしっかりとお伝えしていきたいと考えてこの度、ラジオ番組「the Locals #北海道ピットインラジオ」を始めることにしました。ローカルで活動し続け、ひかりを放つプレーヤーのみなさんと一緒に地域の公共メディアとしてできることとは何か。そのひとつの答えがみんなで語らうラジオという空間をつくることではないかと考えました。

…こういう思いを書いていたら、また緊張してきました。

難しいことをたくさん書きましたが、簡単な言葉に直すと、#北海道ピットインラジオ は、とにかく北海道が好きでたまらない人たちが集まって、理想とする未来を頭に描きながらいまのローカルを楽しく、時に悩みながら語る番組です。

このブログを書き始めてようやく言語化できてきました。ここが、私の頭の整理の場所だということがバレてしまいましたね。

ちなみに #北海道ピットインラジオ というタイトルはどのようにして決まったのかはコチラに書きました。改めて蝦夷丸君ありがとう。

さて、番組ではホームページからメッセージを送れるようになっています。このほか、Twitterで番組名 #北海道ピットインラジオ とハッシュタグをつけて投稿していただいたものの中から、随時、みなさんの思いや疑問も番組中にご紹介しようと考えています。ぜひ皆さんもローカルへの想いをお寄せください。午前9時現在で想定しているコーナータイトルだけ(…というか、実はまだそれくらいしか決まってないというか、あえてあまり決めずにいこうと思っています。方向づけて喋るものでもないと思うので…)ご紹介します。

◆北海道には、ある
◆どういきるコロナ時代
◆理想のローカルってどんな姿?
◆ねぇねぇ聞いて、私のピットイン
◆だからローカルに生きる
 など

なにかこういう番組をきっかけにローカル、地方という言葉のイメージが変わるといいな。絶対的な中央の周辺という意味ではなく、そこに生きる人にとっての最高で最強のステージで、愛情深いものをあらわす言葉に。よし頑張ろう。

さて、番組でTwitterやメッセージを紹介してくれるのは佐藤千佳キャスター。the Localsを見て予習中です。

私も触発されて改めて読み直しましたが、北海道は熱い。素敵な若者がたくさんいますね。熱量!バイブス!最高です。

the Locals #北海道ピットインラジオ
放送はラジオ第一で午後8時5分からのおよそ2時間。
らじるらじるで【札幌】を選択すると、どなたでもお聞きいただけます。
ぜひお聴きください。

つづく

2020年7月29日


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