自撮りのスキルをあげようと居残り練習をしていたら(ウソ)、背後に縄文の気配が(ホント)。この❝圧❞は間違いなく龍文さんだ…!!
確認しよう!

さらに近づいてみた!

腕を組んできた!!圧倍増!!!

「こわいから」と言ったら・・・

「こんなこともできるよ」と表情が柔和に。
縄文の扉ならぬ龍文の心の扉を開いた瞬間でした。
『縄文の扉』
岩手県域ニュース番組「おばんですいわて」のコーナー名
詳細をご覧になりたい方はこちらから
おもむろに出てきて指をさす龍文さん。

指し示した先はもちろん・・・

座り席のセンターです。
「なるほどな~」とつぶやく龍文さん。

満面の笑みでした。

せっかくお越し頂いたのであれこれ番組についてトークも展開しました。
―――龍文さん、スタジオ広くなりましたけど率直にどうですか?
いいねー。発想が広がるよな。前は狭かった。やりたくてもできないことの方が多かった。いまは演出の可能性が無限。だからこそ心配なのは、策に溺れないこと。本質が伝わらなくなるといけないしな。これ、縄文文化にひたる一人でなく、普通の龍文で真面目に答えていいんだよね?
―――いいです!月曜日に久しぶりにほっとニュース北海道に出演しましたけどどうでした?
ドキドキした!

―――え、なんで?
縄文土器だから。
―――まさかのおやじギャグ!真面目に答えるのでは?!
でも、ドキドキしたのは本当よ。アナウンサーって、放送の中で他のアナウンサーと一緒に仕事をする機会ってなかなかないじゃない。特に同じ番組名で、キャスターを引き継いだ相手となると本当に皆無。ドキドキするでしょ。
―――ふだんの関係性があってというのはもちろんですけど、放送モードといいますか、高い集中力と緊張感の中だから生まれるトークや発見もありますからね。
そうそう。月曜の放送もそうだったけど、リハーサルと本番を変えたりするじゃない。
―――しました(笑)それには理由があって、現在の仙台放送局アナウンス統括で私が新人時代に挨拶をさせてもらった土曜スタジオパークの当時のMC塩屋紀克アナウンサー(その後、長崎放送局でも直の先輩後輩の関係になり、その時に聞いた話)が、共演者のビビる大木さんのすごいところとして「リハと本番を必ず変えてどっちでも場を盛り上げる」と話していたんです。いつもベストを探すその姿勢を見習って、余白が許される時には僕もそうしています。
その余白、たしかに感じたよ。丁々発止でやるんだ、予定調和にはしないんだっていう意志を。そうなると、ある意味勝負の時間というか・・・もちろん勝ち負けではないけど、相手がどう出るのか、どう返すかという面白みがあった。そういう余白があるからこそ、ドキドキしたというのが本当のところだな。

―――龍文さんが担当していた当時のほっとニュース北海道はもっとストイックにニュースを伝えるスタイルでしたけど、久しぶりにご覧になって変化をどう捉えました?
自分の担当していた当時と番組のカラーが明らかに変わった。それは見た目も中身も。見た目でいうと、オレンジと赤でシンプルな色で統一された文字やロゴを使って、情報に集中できるようなつくりだったけどいまは全体にカラフルになった。見た目だけでなく、中身もやり取りを増やしたり、素朴な疑問や、コーナーのふり、番組としてのつながり感も演出していたり、見ていなかった3年で瀬田の番組になったんだなという印象をもった。もちろん見た目や雰囲気、空気だけではなく言葉の端々にも感じたな。まぁ、でも、もっと声は低くてもいいけどな(笑)もっと低い声も使ってさ。
―――これでもだいぶ落ち着いた声になったんですけどね。誘導尋問のようですが、総評としては番組も私も成長したということでいいですか?
いいよ。変化しているし、成長していると感じたよ(笑)
―――きょう(6月30日)は縄文の衣装をまとって「北海道道×東北ココから」の特番の収録でしたけど、改めて番組の見どころは?
ふだん暮らしていて縄文文化を身近に感じることはあまりないかもしれないけど、自分も取材をしてみてわかったのは、いまにつながっていることってたくさんあるんだよ。10000年以上前の過去と捉えるのではなく、もう少し前のめりになって縄文文化に触れたり、見たり、知ったりすると魅力にはまっていくと思う。ディテールに目を向けたり、興味を持ってもらったり、今回の番組がそんなきっかけになると嬉しいなと思っています。
北海道道×東北ココから
『いざ世界遺産へ“北の縄文”大探求SP』
北海道エリア、東北エリア(山形県域を除く)で放送
7月9日(金)夜7時半~
―――番組見ます!龍文さんありがとうございました。
はいはい。じゃ、またな!

2021年7月1日