NHK札幌放送局

強力打線で目指す悲願の夢舞台 ~高校野球・札幌国際情報~

小山 凌

2021年10月6日(水)午後7時46分 更新

札幌放送局では初めてのブログ更新になります。今年の春、道東の釧路放送局からやってきましたアナウンサーの小山凌です。
新たなスタートというと春を想像する方も多いかと思いますが、高校野球のスタートは、秋の大会が新チームとして初めて戦う公式戦です。支部大会を勝ち上がってきた20チームによる全道大会もベスト4が出そろいました。
いよいよ10月10日(日)に準決勝、11日(月)に決勝戦です。実況を担当する高山大吾アナウンサーとともに、キャスターブログで準決勝まで勝ち上がってきた4校を紹介しています。
今回は、ベスト4唯一の公立校、初のセンバツ出場を目指す札幌国際情報です。

ベスト4に勝ち進んできたチームの中で唯一の公立高校・札幌国際情報。
秋の全道大会のベスト4進出は、初めて出場した1999年以来2回目です。
初めての決勝進出、そして悲願の甲子園出場を目指しています。

あと一歩で届かなかった北海道の頂点

国際情報というと記憶に新しいのが
2019年の南北海道大会、2020年夏の独自大会、
エースの原田航介投手を擁して、2年続けて決勝進出を果たしています。
しかし、一昨年の夏は延長14回に及ぶ熱戦も、北照高校に敗戦、
昨年夏の独自大会では原田投手が1週間500球の球数制限を超え、
決勝は5回途中で降板を余儀なくされ最後まで投げ切ることが出来ず、
北海道の頂点まであと一歩届きませんでした。
そんな国際情報の決勝の戦いを見て、入学してきたのが今年の選手たちだ。

打率10割のトップバッター・高根稜真選手

秋の大会は3試合で41安打46得点、すべてコールド勝ちと強力打線が好調です。
そのなかでも1番を打つキャプテンの高根稜真選手は
3試合で13打席に立ち全打席で出塁、
7打数7安打と打率は驚異の10割、国際情報打線をけん引しています。

ここまでの活躍について高根選手は、
「自分でも出来すぎ。1番打者として、「積極的に振る打線だぞ」ということを相手投手に思わせたい。狙い球は特に決めずに甘い球をフルスイングすることを意識して打席に立っている。」と手ごたえを口にしていました。

さらに、キャプテンとしてこの大会にかける思いは人一倍強く、
「2019年の夏の決勝戦を見て、国際情報高校に入学を決めた。(当時のエースでキャプテンの)原田さんとは1年しか関われなかったが、リーダーシップやプレーで引っ張る姿に憧れている。そんな先輩たちや指導してくれている有倉先生(監督)たちのためにも優勝して甲子園に行きたい。」と意気込んでいました。

長身のサイドハンド右腕・エース三浦隼太郎投手

国際情報のエース・三浦隼太郎投手も、
決勝で敗れた先輩たちを超えたいと強い思いを抱く選手の一人です。

身長180㎝の長身右腕は、
サイドハンドから相手打者のインコースを強気に攻める投球が持ち味の投手です。
ここまで3試合すべてで先発のマウンドに上がって、試合をつくってきました。

「(これまで決勝で勝つことが出来なかった)先輩方を超えたいという気持ちがある。今年のチームはピッチャーとして投げていても、本当に心強い打線だと思っている。秋の大会を優勝して、甲子園に行きたいので気を緩めずに頑張っていきたい」と話していました。

準決勝の相手は2試合続けて1点差のゲームを制して勝ち上がってきた旭川実業

先輩たちが叶えることが出来なかった夢舞台を目指して、
秋の全道大会初の決勝へ、そしてその先には悲願のセンバツ出場を見据えています。

秋の高校野球北海道大会
準決勝の第1試合
札幌国際情報 vs. 旭川実業
10月10日 午前9時30分 プレーボール予定
放送:FM・ラジオ第一

NHK札幌拠点放送局 アナウンサー 小山凌
2021年10月7日

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