NHK札幌放送局

ぜひ聞いてみてください!

大河内 惇

2022年12月16日(金)午後6時32分 更新

北海道ゆかりの文学作品をアナウンサーの朗読と音楽で表現する番組「北の文芸館」。11月23日に公開収録を行いました。会場には300人以上の方にお越しいただきました!その様子が今週末12月18日(日)の午前9時からFMで放送されます!

朗読した作品をご紹介します。
はじめは、詩。長田弘 作「最初の質問」です。参加したアナウンサー、大河内以外全員で朗読しました。
朗読に彩りを添えてくださったのは、ピアニストの千葉皓司さんです。

芳川 隆一アナ
神門 光太朗アナ
野原 梨沙アナ
後藤 理アナ
是永 千恵アナ
福井 慎二アナ
司会進行は堀 若菜キャスターです。

続いて石原慎太郎 作「弟」。福井 慎二アナ が朗読しました。

~プログラムより~
今年2月に亡くなった芥川賞作家・石原慎太郎の「弟」は、戦後の大スター・石原裕次郎。「しっかり者の兄と自由奔放な弟」の関係は、小樽で過ごした幼少期から裕次郎が亡くなる日まで生涯変わりませんでした。     

3つ目の作品は辻村もと子 作「早春箋」。是永 千恵アナ が朗読しました。

~プログラムより~
舞台は明治時代の北海道。本州から北の大地へ嫁いだ"ちよ"は、実家の母へ手紙をしたためます。「ちっとも心細いことありませんから、ご安心くださいませ。」思いやりに溢れる言葉とともに北国の暮らしを綴ります。

4つ目の作品は髙田郁 作「ふるさと銀河線」。後藤 理アナ が朗読しました。

~プログラムより~
北海道東部、陸別を目指し旅する老夫婦。それは、不慮の事故でこの世を去った息子が、かつて旅をした土地。「木造の駅舎」や「古い町並み」を思い描き陸別の駅に降り立ったが、2人が目にしたのは…。

5つ目と6つ目の作品は北大路公子 作「最後のおでん」の中から、
野原 梨沙アナ が「一子相伝」、神門 光太朗アナ が「先駆者」を朗読しました。

~プログラムより~
「一子相伝」
携帯電話で写真を撮って送りたい、と言う母に娘が操作方法を指南する。操作の仕方を丁寧に書いて渡しても、その通りにやってくれないもどかしさ。こんなことあるよねーと“思わさる”随想録。
「先駆者」
きょうの札幌も寒いですね。12月ですもの、冬ですもの、寒いはずです。しかし、今後、北海道に冬が来なくなったとしたら……。それは北大路公子さんの必死の抵抗によるものでしょう。

そして最後の作品は乾ルカ 作「あの日にかえりたい」。芳川 隆一アナ と私、大河内が2人で朗読しました。

~プログラムより~
岬の公園の慰霊碑に手を合わせる女性。15年前、津波で息子を亡くしていた。そこに突然、息子が現れる。当時の少年の姿で。息子は歳を重ねた女性を母親だと気づかず…。当たり前の日常が愛おしく感じる作品です。

涙あり、笑いありの朗読です。ぜひお聞きください!
放送はNHK-FM(北海道地方向け)12月18日(日)午前9時~10時55分まで。
「NHKネットラジオ らじる★らじる」でもお聞きいただけます!!
放送直後から1週間は(12月25日の10時55分まで)聞き逃し配信も聞けます!
聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる

ぜひぜひお楽しみください。

札幌放送局アナウンス 大河内惇

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