NHK札幌放送局

じゅんじゅんにお邪魔します①

大河内 惇

2021年6月23日(水)午後6時49分 更新

このタイトルにするべきか否か…逡巡しましたが…
ブログ無精の卒業を目指して、「①」をつけてみました。
今後数字がどこまで増えるのか…
じゅんじゅ…、徐々に更新していきます。

アナウンサーの大河内惇(じゅん)です。
同期のアナウンサーは入局以来、「じゅんじゅん」なんて可愛く呼んでくれていますが、31歳。2児のパパです。

普段はニュースリードを中心に中継など担当しています。

去年の秋に札幌局にきました。
遅くなってしまいましたが、北海道の皆さん、改めてよろしくお願いいたします。

ブログを書かずにいたら、後から赴任した是永アナウンサーや新人の野原アナウンサーにも先を越されました。

まずい。

どんどん書きづらくなる。
僕も最近の出来事をなんでもいいから書かなければ…

ということで先週、あさイチのおでかけLIVEのコーナーを担当した際の後記をお送りします。

「ちっぷ」。お金じゃなかった…

北海道の皆さんはご存知、ヒメマスのことですね。
北海道で唯一、ちっぷを養殖している方が古平町の山の中にいらっしゃいました。

野村佳寿さんはちっぷ養殖、3代目。
生けすは大自然の中にありました。
一人で8万匹のちっぷを育てています。

ちっぷはとても繊細な魚、育てるにはこの大自然の環境が欠かせません。
水温や衛生環境に気をつけないと、あっという間に弱ってしまうそう。
毎日、水中掃除機でフンや食べかすなどを念入りにお掃除しています。

ちっぷを吸い込んだり、傷つけたりしないよう、先端部分は特注です!
大切に育てたちっぷはおよそ3年で出荷されます。
野村さんのオススメの食べ方は、まるごと一匹堪能できる囲炉裏焼き♪

♪昆布塩♪

♪ガーリックハーブ♪

♪バター焦がし醤油♪

僕は昆布塩とバター焦がし醤油を頂きました。
昆布塩はヒメマスが持つ旨味がはっきりと分かりました。

身はホックホク、頭はサックサク。

バター焦がし醤油は、旨味に香ばしい香りがさらに加わり、
息をするのを暫らく忘れてがつがつ食べちゃいました。
どの味もとってもおいしかったです。

野村さん、ごちそうさまでした!

じっっっくり作るオール北海道燻製

余市の燻製専門店の3代目、南保憲亨さんを訪ねました。

昔ながらの燻製の作り方を受け継ぎながら作っています。

このサケの燻製、「冷燻」と呼ばれる低い温度の煙でいぶす方法で作っています。
完成までには3か月もかかるとか…。

夜は煙でいぶす。
日中は外気にさらして香りを馴染ませる熟成をじっくり行います。
煙を作る際に燃やしているのは、北海道のブナ。
熟成中にさらす外気は、目の前に広がる日本海からの海風。
素材から何から何までオール北海道で作られる燻製です。
「冷燻」で出来上がった燻製は保存もきき、旨味も凝縮されて絶品!

僕はこのサケの燻製ひと欠片で、ごはん一膳食べちゃいました。

南保さん、ごちそうさまでした!

冬の間の努力が「実」になっている果樹園

余市にあるフルーツ狩り専門の果樹園にお邪魔しました。
ため息が出ちゃうくらいとってもいい天気。

およそ2万本のフルーツの木がある果樹園。
雪がない5月から11月の間、ずっとフルーツ狩りを楽しんでもらえるよう、あの手この手で頑張っています。

今の時期フルーツ狩りができるのは…

けんたろう!
北海道で開発されたいちご、「けんたろう」です。
甘みと酸味のバランスが絶妙。大人気の品種です。

今がまさに旬!

…なのですが、
路地栽培のけんたろうは旬の時期が6月中旬から7月上旬まで。
ちょっと短いんです。

そこでこちらの果樹園が今年オープンさせたのが、

イチゴのハウス!超立派!
中は収穫や栽培がしやすい高設栽培にしてあります。

その日の天気を機械が感知して、最適な量の水分や養分が自動で供給されるという優れもの。
しかし、北海道の厳しい冬を越すのは大変だったようです。
水道管が凍結。
自動で水やりどころではなくなり、水やりはすべて手作業。
ハウスに積もった雪の除雪も大変だったそうです。
北海道でハウス栽培は大変なんですね…。

またハウスの隅に目を向けると…

これなんだか分かります?

そんなバナナ、バナナの木です。

北海道でバナナ狩りできたら楽しそう!
と、栽培に挑戦しているそうです。
何事もまずはチャレンジすることが大切だとのこと。

ちなみにミカンも育てていました。すごい…。

そして、7月から旬を迎えるサクランボの様子も見せてもらうと…。

なんか一本一本の木が大きくない…!?
ジャングルみたい。

普通は木をここまで大きくしてしまうと、
寿命が短くなったり、美味しい実がつきにくくなったりするそうですが…
ここでは毎年、徹底的に栄養をあげているから大丈夫なんですって!
雪が積もると何もできなくなってしまうので、積もる前に100トンの肥料をまくらしいです。

100トンって言われても…想像できません。

しかも作業は果樹園の責任者でもある土合英臣さんが一人でしているというから驚きです。

でもその苦労のかいあって、小さいお子さんでも手が届くような位置までさくらんぼの木の枝が伸びています。

こんなに伸びるんだ…。

老若男女問わず、お客さんに長い期間フルーツ狩りを楽しんでもらいたい。
思いを大切に、1年通じて手間暇かけて1本1本の木を大切に育てているのが印象的でした。

お酒造りは1年中♪魅せてくれる酒蔵

小樽にある明治38年に建てられた石造りの倉庫。
今は改装して酒蔵として使われています。

ここは1年中お酒を造っている珍しい酒蔵。
いつも造っているから、春に仕込んで秋に解禁になる「ひやおろし」は無いんですって。
そのかわり、1年中フレッシュなお酒がいただけます。

本来寒い冬の時期に作られるお酒。
ここは北海道の冷涼な気候と、断熱性の高い石造りの建物のおかげで、 冷房をそこまで使わなくても涼しい環境で酒造りができるんです。

1年中、お酒を造れる環境を生かして、 北海道の他の市町村や商工会などからの依頼を受けて地酒やリキュールまで作っています。

これまでおよそ20の地域のお酒を手掛けたとか。
お邪魔した日は苫小牧のお酒を発酵させていました。

使うお米はもちろん、お水もその地域から運んでくる徹底ぶりにビックリ。
親切に教えてくださったのは林明李さんです!

お酒大好きだそうで、常に笑顔でお酒の話をしてくださいました!
 酒蔵の中はテーマパークの様。
どの工程もしっかり見学できるようになっています。

タイミングが合えば、蒸しあがったお米が2階に上がってくるところも見られます。

ちなみに、ずっと見られて緊張しないのか伺ったところ、もう慣れているから全く問題ないとのことです。
凄いですよね…僕は放送中でもないのに人に見られていたら…ちょっと嫌です。

写真を撮り忘れてしまったのですが、ここ数年で「熟成」させた日本酒造りにも取り組んでいます。
フレッシュなものとはまた一味違って、まろやかでコクのある味になるんだそう。
中には北海道産の木でできた樽の中で寝かせたものも。
取材後にちょっぴりいただきましたが、スモーキーで独特の深みのある仕上がりになっていました。

今後、またどんなお酒が生まれてくるのか、目が離せない酒蔵でした!

長々と書いてしまいましたが、
新型コロナの感染拡大が落ち着いたら、皆さんも訪ねてみてください!

あ、7月も北海道からあさイチのおでかけLIVEの放送がある予定なのでお楽しみに!

(リポートは僕じゃないです)

2021年6月23日

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