NHK札幌放送局

“助けたい人います” 若年女性に生活必需品を

堀 菜保子

2020年12月22日(火)午後3時02分 更新

12月23日(水)、札幌駅近く、新型コロナの影響で生活に困難を抱える若年女性を対象に、食料品・生活用品が配布されます。

「若い女性が置かれている労働状況は、非正規雇用がすごく多いんですよね。コロナ禍で非正規雇用から切られるということで失業してしまう女性が増えています」

そう話すのは、
札幌市の女性の人権保護団体、NPO法人女のスペース・おんの代表理事・山崎菊乃さん。

いま、新型コロナの影響で、生活に困窮する女性が増えています。
緊急事態宣言が出された直後、仕事を失った人は男性32万人に対し、女性は74万人にのぼったという数字もあります。(内閣府の調査より)

また、山崎さんは、札幌市の接待を伴う飲食店に対する休業要請による影響も大きいと話します。

「特にススキノで働いている女性は労働実態も把握できていないんですが、今日、明日のご飯も困る状態だということを聞いています。自分では生活していけないということで、SNSで知り合った男性のところに泊まって歩かざるをえなくて、そこで性被害にあう例もあります」

実際に、NPO法人女のスペース・おんが連携している東京の支援団体には、
“行くところがなく、SNSで知り合った男性の子供を妊娠してしまった”
という相談も寄せられています。

こうした状況を受け、
明日、12月23日(水)に行われるのが、食料品・生活用品の配布です。

札幌市内で若年女性、DV被害者、性暴力被害者などの支援をしている団体で作られるネットワーク「cloudy」が主催。
札幌市の男女共同参画センターと、NPO法人女のスペース・おんが事務局となって行います。
今後の生活の相談もできるそうです。

道も協力しています。
北海道環境生活部くらし安全局道民生活課・女性支援室長の髙石浩子さんは、
「助けたいと思っている人はいっぱいいるんです、孤独ではないです」
と話します。
道職員に呼びかけたところ、各振興局からも食料や生活用品の寄付があったといいます。

配布の詳しい場所や時間は、cloudyのtwitter経由で知ることができます。


NPO法人女のスペース・おんの代表理事・山崎菊乃さんとその活動について以下のブログでもお伝えしています。

先月始めた若い人のためのSNS相談について
「パープルライトアップ #性暴力をなくそう」11月13日掲載

若い女性が置かれている現状を伝える調査について
「コロナ禍で追い込まれる少女たち」12月2日掲載

山崎さんご自身の話については
『「あなたは悪くない。暴力から逃れればあなたらしく生きていけるよ」って伝えたい』12月7日掲載

こちらも合わせてご覧ください。

こうした取り組みは、12月25日(金)ほっとニュース北海道でお伝えします。

2020年12月22日


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