NHK札幌放送局

ほっとスポーツ(16)【加藤美穂】

加藤 美穂

2020年6月22日(月)午後2時12分 更新

こんにちは。ほっとニュース北海道・スポーツキャスターの加藤美穂です。 きょうは先日ご紹介したカヌー・照井選手の放送ではお伝えしきれなかったこぼれ話をご紹介します!写真は『ダンスするように』とカヌーのパドルをこぐ時の感覚を照井選手が教えてくれている1コマです! 

前回のブログに書いた『水上練習ができない期間に照井選手がしていた“あること”』、答えは『農業』でした!

私も最初に話を聞いた時には「田植えの何がカヌーに生きるの?」と正直分かりませんでしたが、現場で実際の動きと一緒に教えてもらうと、たくさんの「へぇーーーーー!」が溢れました。
カヌーは上半身だけのイメージを持っていましたが、これから競技を見るときには選手たちの下半身の動きにも注目しようと思います!詳しくはこちらをご覧ください!
NHKスポーツストーリー「カヌースプリント 照井咲頼 北海道からパリ五輪へ

照井選手にはもう1つ、カヌーが強くなるための秘密があるんです!!それは『クロスカントリースキー』です。

競技が盛んな上川地方でカヌーと同じ小学2年生から始めました。この種目でも高校総体に出場するほどの実力です!それからずっとカヌーとクロカン、2つの競技を続けています。
カヌーの練習ができるのは年に4、5か月ほど。冬になると練習場所の湖が凍ったり、雪が降ったりで練習ができません。その期間、照井選手がカヌーのトレーニングの一環としても取り入れてきたのがクロカンなんです。
照井選手によると『カヌーで使う筋肉とクロカンで使う筋肉は同じ』だそうです!体力の強化はもちろん、パドルのこぎ方にも生きているんだそう。 “水面を雪の上だと思ってパドルを挿したら、自分がそこに向かって滑っていく”というイメージでやってみたらすぐに感覚をつかめたと言います。

カヌーとクロカンの動きを比べてみました。似ていることが分かるでしょうか?

《“ハネタク”とも共通点が》

実はこのクロスカントリースキーのトレーニング、照井選手が海外留学を決めるきっかけになった羽根田卓也選手(リオ五輪銅メダル)も取り入れているものなんです!

                         《写真提供:ミキハウス》
カヌーの本場・ヨーロッパでは冬場にトレーニングの一環として行っているそうで、単身スロバキアに渡った羽根田選手も取り入れたということです。
偶然にも小学2年生から両競技をしていた照井選手。その強さは鷹栖町ならではの環境が育んだのですね!
高校進学の時には周囲から「カヌーとクロカンどちらにするのか」と聞かれていたそうですが、照井選手は両方とも続けることを選びました。クロカン部に所属しながら1人でカヌーを練習する苦労もしましたが、今となってはそれが1番の強み!苦労も報われたと話しています。
『いつか羽根田選手と一緒にクロスカントリースキーのトレーニングができたらいいね』と、お母さんといつも話しているそうです。パリ五輪の夢はもちろん、背中を押してくれた羽根田選手との夢もかなうといいなと思いました!応援しています!

それでは、また(*^^)v

2020年6月22日

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