NHK札幌放送局

ほっとスポーツ(21)

加藤 美穂

2020年12月24日(木)午後1時41分 更新

2020年も残すところあと数日・・・。毎年思いますが、1年ってあっという間ですね。 大変な苦しい1年の中で感じた『スポーツの力』を、来年もたくさんお伝えしていきたいと思います!

21年1月4日に新年最初の放送が始まる「ほっとニュース北海道」のスポーツコーナーでは、そんなスポーツの力を強く信じている1人、パラアイスホッケーの永瀬充選手についてご紹介します!

永瀬選手は旭川市出身の44歳。高校1年生の時、進行性の神経の病気を患いました。足首から先が動かず、手首や指も次第に筋力が落ちてきています。大好きなスポーツをあきらめていた中、19歳でパラアイスホッケーと出会いました。それから25年がたちます。
永瀬選手のポジションはGK。健常者のアイスホッケーと違い、スレッジと呼ばれるそりに乗ってプレーするパラアイスホッケーでは、GKの顔はゴールの真ん中あたりにきます。

そこに100キロ近いスピードでパックが飛んでくるんです。顔でパックを止めることも多いということで、まさにゴールを守る守護神です!!永瀬選手は長野パラリンピックから4大会連続で出場し、長年日本のゴールを守ってきました。

永瀬選手が見せてくれたこの靴は長野大会から25年履き続けている相棒だそうです。パックが当たってボロボロになったつま先部分にもアイスホッケーの激しさを感じます。さすが氷上の格闘技です。
さて、永瀬選手たちパラアイスホッケーの日本代表で一躍有名なのは、2010年のバンクーバーパラリンピックではないでしょうか。初めて決勝トーナメントに進んだ日本は準決勝で地元・カナダと対戦します。
カナダといえば、今でもアイスホッケー大国。当時から強豪チームで、この時も優勝候補でした。『誰も勝つなんて、現地にいた関係者も思ってなかったと思うよ』と永瀬選手。
その結果は・・・前評判を覆し見事勝利!永瀬選手はシュートを20本打たれる中19本を防ぎ切り、勝利に大きく貢献しました。そして日本は初の銀メダルを獲得し、その快挙は“バンクーバーの奇跡”と呼ばれ今も語り継がれています。

永瀬選手が、現役を引退したのは2015年。病気の進行が理由でした。
しかし!!それから5年が経ったことし、2022年の北京パラリンピックに向けて現役復帰、9月からは早速代表合宿にも参加しています。
現役復帰に至った思いとは?進行している病気とどう向き合っているのか?そして、今伝えたい永瀬選手の思いとは?キーワードは『奇跡』です。パラスポーツの力を信じる永瀬選手の姿を見つめました。代表合宿が行われている長野まで追いかけましたよ!

コロナ禍でまだまだ大変なことが続きますが、その言葉や姿にきっと勇気をもらえるはずです。書きたいことはたっっくさんあるのですが、今は我慢します。ぜひ放送をご覧ください!!
放送は2021年1月4日(月)ほっとニュース北海道のスポーツコーナーです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!皆さまよいお年をお過ごしください!
それでは、また(*^^)v

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