NHK札幌放送局

北海道勢が走るその裏では…。

笠井 大輔

2021年12月27日(月)午後0時53分 更新

12月26日(日)に行われた全国高校駅伝。
時折、雪が舞い、ころころと変わる風向きの中、全国の高校生ランナーが師走の都大路を駆け抜けました。
女子は宮城・仙台育英高校、男子は広島・世羅高校の優勝で幕を閉じました。
特に男子は、優勝した世羅高校と準優勝の京都・洛南高校が2時間1分台、入賞となる8位の福島・学法石川で2時間3分台と、高校駅伝の高速化を印象付ける大会となりました。
そうした中、北海道勢は、女子の旭川龍谷高校が13位、男子の札幌山の手高校は37位でした。旭川龍谷高校は過去最高の順位。札幌山の手高校は、6位という目標には届きませんでしたが、厳しい気象条件の中、最後まで走り抜いた姿には心を打たれました

寒さに負けず47チームをすべて実況描写!!

この全国高校駅伝の中継ですが、全国のアナウンサー21人が集まって行われました。
札幌放送局からは、高山アナウンサーと私、笠井が参加しました。
高山アナウンサーは、ラジオ放送の折り返し実況を担当。

折り返し地点は京都市の北東にあり、レース当日の気温は5度ほどでした。
雪もちらつく中冷たい風を受け続けながら外での実況です。
ただ高山アナは「札幌での寒さに比べたら大丈夫だった」とあまり苦にしなかったようです。
47チームのユニフォームと番号を覚えて瞬時に折り返しに来たチームを伝えていきます。
高知放送局の小原アナウンサーのサポートを受けながら、男子の全47チームを実況しなければいけません。
走るフォーム、髪の長さ、持ちタイムなど十人十色の中、全国のリスナーになんとか伝わるようにと描写を頑張りました。

猫の手も借りたいとはまさにこのことでした(泣)

そして、私、笠井は、第1放送車を担当しました。
こちらが、第1放送車です。後ろ向きに座り、車の窓から、走る選手の様子を見ます。

私の主な役割は、先頭を走る選手の1キロごとのタイム、いわゆるラップタイムを計ったり、選手の表情や走りの変化を伝えたり、先頭の選手と後続の選手のタイム差を計ることです。
いくつものストップウォッチを駆使して、それらのタイムを計ります。

しかし、これがなかなか大変でした(💦)
先頭の選手と後続の選手のタイム差を計っていると、先頭を走る選手のラップタイムを計らなければならなくなったり、そして、そうこうしているうちに、後ろから、別の選手が追い上げていて、先頭の選手とその迫りくる選手のタイム差を計ったり…。
まさに猫の手も借りたい状態でした(泣)
それでも、周囲のサポートもあり、何とか、放送を終えることができました。

駅伝シーズンは始まったばかりです。
今度テレビやラジオで駅伝を見聞きすることがあれば、アナウンサーがこんなことしているんだと想像しながら見てみてはいかがでしょうか。

NHK札幌拠点放送局アナウンサー 笠井大輔
2021年12月27日

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