NHK札幌放送局

センバツ高校野球の切符をつかむのは⁉

笠井 大輔

2022年10月11日(火)午後7時28分 更新

センバツ高校野球の代表校の選考で重要な資料となる秋の北海道大会。
今年の決勝は、北海高校 クラーク記念国際高校の対戦です。
雨による順延が続き、12日(水)午前10時からとなりました。 北海は2年ぶり13回目の優勝、クラーク記念国際は2年連続2回目の優勝を目指します。
NHKでは、総合テレビとラジオ第一で午前10時5分からお伝えします。 

矛盾対決

クラーク記念国際のエース・新岡歩輝(にいおか・あゆき)投手は、投手による失点、いわゆる自責点が0です。
持ち味は、球種の豊富さとクレバーな投球です。
変化球はなんと6種類もあります。
そこに加えて、相手打者の反応を見ながら、その時々で、腕の振りを上からにしたり、横からにしたりするのです。
これによって、変化球の種類の豊富さを、さらに倍増させています。

クラーク記念国際高校 佐々木啓司(ささき・けいじ)監督
相手の反応を見た中で、上から投げたり、横から投げたりと考えながらのピッチングに成長を感じる。
試合はロースコアの展開になると予想しているので、粘り強く投げてほしい。

一方の北海は、チーム打率4割2分5厘。
1試合平均8.75点と打線が活発です。
地区大会を含めて8試合中7試合でコールドゲーム(得点差が非常に大きくなった場合に9回まで試合を行うことなく試合が終了すること)と強打で勝ち上がってきました。
左打者が多く、その中でも、1年生コンビが好調です。
1番の片岡誠亮(かたおか・せいすけ)選手と2番の谷川凌駕(たにかわ・りょうが)選手は、打率6割越え。
彼らで作ったチャンスを、4番でキャプテンの今北孝晟(いまきた・こうせい)選手が返すというのが得点パターンです。
中軸以降も打率が5割の打者もいて、切れ目のない打線です。

北海高校 平川敦(ひらかわ・おさむ)監督
個人ではなく、打線でいかに攻めていけるか。
ポイントは左打者。
左打者の方が、新岡投手の球の出所は見やすいので、1打席目でどのような対応ができるかが大事。

実況資料

と、決勝の見所はこんな感じなのですが、今日はおまけに、スポーツアナウンサーが放送で使う資料をご紹介します。
アナウンサーにとって、スポーツ中継で欠かすことができないのが、資料です。
資料には、チームの歴史や、各選手の今大会の成績など様々なことが書かれています。
テレビ中継担当の小山凌アナウンサーとラジオ中継を担当する私の中継資料がこちらです。

こちらが、小山凌アナウンサーの資料。
パソコンを使いこなし、チームの過去の歴史から選手の特徴に至るまで、色彩豊かに作られています。
さらに、この資料を、プラスチックのケースに入れています。
風で飛ばされたり、雨で濡れないようにしているそうです。
きっちりした性格が、この資料にも表れています。

一方、私はというと。

こんな感じです。
かなり簡素な感じです。
「資料は現場に落ちている」と先輩から教えられて以降、あまり作り込まないようになりました。

グラウンド整備 ここだけの話

そして、今回は、こんな資料も作りました。

試合が行われる円山球場に関する資料です。
決勝戦が行われる予定だった10日、11日は雨予報。
そこで、雨で試合が中断してもしゃべることがなくならないようにと、円山球場の事務職員の鈴木さんに伺った話も資料として作りました。
面白かったのは、円山球場の土が追分産のものであることや、真っすぐな白線が引ける秘密、などなど面白い話をたくさん聞くことができました。
グラウンド整備のここだけの話は、もし、雨で試合が中断したら、放送の中でお話ししたいと思います。

12日は、この記事を書いている段階では、曇り時々晴れ。
降水確率は午前中10%と、予報通りなら試合が行われそうです。

北海が2年ぶりの優勝なるか、クラーク記念国際が2年連続の頂点なるか。

第75回秋季高校野球北海道大会決勝「北海」対「クラーク国際」は、総合テレビとラジオ第一で10時5分~生中継します。

ラジオは、NHKラジオ「らじるらじる」でもお聞きになれます。
お楽しみに!!

NHK札幌拠点放送局アナウンサー 笠井大輔

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