3年ぶりに開催されたスキージャンプ男子ワールドカップ札幌大会。
日本のエース・小林陵侑(こばやし・りょうゆう)選手が2勝を含む3日連続の表彰台で幕を閉じました。
この大会に合わせて、NHK札幌放送局ではパブリックビューイングを開催!!
ゲストに、長野オリンピックのスキーノルディック複合日本代表、スポーツキャスターとしても活躍されている荻原次晴さんをお招きし、みんなでスキージャンプを楽しみました。
多くの方にお越しいただきました
当日は、吹雪で、電車の運休が相次ぐ中、多くの方にお越しいただきました。
お越しいただいた皆さんとともに、札幌局が誇る280インチの大画面で試合を観戦。
日本選手の大きなジャンプに拍手が沸き、日本選手のライバルが大きなジャンプをすればため息が漏れるなど、札幌放送局の公開スタジオは、さながら大倉山ジャンプ競技場となりました。

あっという間の2時間でした
昔と今のジャンプの違いや、飛距離が出る選手と出ない選手の違いを見分けるコツ、さらに、着地の際に選手が行うテレマークの難しさ、大倉山ジャンプ競技場は北向きにジャンプ台が作られていないため風の影響を受けやすいことなどなど、身振り手振りを交えながらお話いただきました。
選手の意外な素顔も
オリンピックでの取材経験も豊富で、選手との交流もある荻原さん。
「小林陵侑選手は、インタビューではシャイに見えますけど、本当はすごくスキージャンプを知ってもらいたい思いが強いんです」、「佐藤慧一選手の奥さんは綺麗な方なんですよ」、「外国の選手は世界でも札幌を最も楽しみにしているんです。試合後は、ラーメンを食べ、日本製の家電を買いに行くはずです(笑)」などなど、選手の人となりや、放送では話せない裏話もお話いただき、あっという間の2時間でした。


司会は、野原梨沙アナウンサーと私笠井が務めました
2日連続の表彰台
この日の試合では、小林陵侑選手が2回目のジャンプで137m50の大ジャンプで一時トップに立ちました。
しかし、オーストリアのステファン・クラフト選手が、1回目の貯金で逃げ切り、小林選手の2連勝はなりませんでしたが、2日連続の表彰台に、会場は大いに沸きました。
荻原さん、そして、吹雪の中会場にお越しいただいた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
NHK札幌放送局アナウンサー 笠井大輔
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3年ぶりのワールドカップに向け猛勉強!!
2023年1月23日