「神門光太朗の32市町村すべておじゃまします」
今回は陸別町におじゃましました。
きょう(25日)放送の『釧路根室十勝のすべて』は、5月25日(水)午後7時から6月1日(水)午後7時まで、らじる★らじる聴き逃し配信をします。
帯広市のラジオネーム カズピロさんからの「りくべつ鉄道にボランティアスタッフとして携わっています。是非来てください!」というメッセージを受けて、りくべつ鉄道の陸別駅を訪ねてみました。
すると、カズピロさんとともに陸別町商工会の杉本武勝さんがいらっしゃる。
「あら~、お久しぶりです」
実は杉本さんには、去年2月の「陸別の寒さ」をテーマにした取材でもお世話になっていたのです→こちら
さて本題。今回の取材テーマは寒さではなく鉄道です。
かつて陸別町には、国鉄池北(ちほく)線を引き継いだ第3セクター「ふるさと銀河線」が走っていました。
2006年に廃止されたあとは、観光施設として、陸別駅とその周辺の線路、それに気動車6両を残すことが決まりました。

2008年からは「りくべつ鉄道」という名で、列車の運転体験や乗車体験、トロッコ乗車体験などを陸別町商工会が運営しています。
カズピロさんは鉄道マンに見えますが、本業は建設業。
週末を中心に「りくべつ鉄道」の活動にボランティアとして携わっています。

国鉄やJRのOBの皆さんもいます。
今回、私は、石黒史雄さんの手ほどきを受けて運転体験をすることになりました。
「よろしくお願いします!」

運転席に座ると、一気に緊張感が高まります。

石黒さんから「ブレーキをゆるめて、マスコンを1ノッチに」と声がかかります。
普段の私なら、「増子(ますこ)アナウンサーがノッチさんのモノマネをするんですね。ノッチで~す! ゲラゲラゲラ」なんて冗談のひとつやふたつを言うところですが、この時ばかりはそんな余裕はございません。
だって、ブレーキをゆるめて、マスコンハンドル(アクセル)を回して1ノッチに入れれば車体が動きだすわけです。
今まで私が動かした乗り物で一番大きかったのは、全長5メートルのミニバン車。
この気動車は1両編成とはいえ、全長16メートル、重さ28トンもあります。
この車体がどう動くかは、私の両腕にかかっているわけです。
「うわうわうわ動きました」「あー」「も、も、もうブレーキかけたほうがいいんじゃないですか」「あ、あ、あ」
運転体験の様子は、聴き逃し配信でお聞きください。

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次回、6月は6(月)、7(火)、8(水) 午後5時05分から生放送の予定です。