NHK札幌放送局

釧路の次は 帯広の「なぜ」

神門 光太朗

2023年10月11日(水)午後3時58分 更新

去年8月に公開した神門光太朗ブログ「NHK釧路放送局の……」では、NHK釧路放送会館の外壁が黄色い理由(濃霧の日でも目立つため)について記しました。
そのブログの末尾に「NHK帯広放送局 なぜ外壁はこの色なのだろう……」と書いたのですが、それから1年あまりたち、ついに、きょう(10/11)、NHK帯広放送会館の外壁の色を決めた人物と話すことができました。

菊地秀雄さん(83歳) 元NHK職員


菊地さんは1959(昭和34)年にNHK入局。初任地は岩見沢。その後、札幌・旭川・室蘭など道内局を中心に勤務し、1994(平成6年)に出身地の帯広に副局長として赴任しました。

Q.菊地さんがNHK帯広放送会館の外壁の色を決めたんですか?
A.「ちょうど外壁などを改修するタイミングで帯広に赴任しましてね、局内にレイアウト委員会をつくったんです。副局長として、その責任者となりました。メンバーから募った案には、明るい色調や奇抜なデザインのものもありました」
Q.そんな中で、落ち着いた色合いになったのはどうしてですか?
A.「NHKは受信料で運営していますから、できるだけ長く使い続けることが求められます。建築士さんからのアドバイスもあり、飽きられることのない色に決めました。目の前にはバス停もあって、あ、今もありますか、NHK前のバス停。市民の皆さんが集う場でもあるんですね。子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しまれるようにと考えました」

私(神門)は2019年から4年近く、NHK帯広放送会館で働いていましたが、約30年も前に施工されたとは知りませんでした。飽きられることのない色を狙った効果がしっかり出ていると感じました。


Q.外壁に関することで、何か印象深いことはありますか?
A.「リニューアル記念に、神田日勝さんの作品『馬(絶筆・未完)』を大きく引き伸ばして巨大壁画にしたんです。NHKに多くの方が集まり、話題になりました」
Q.へぇ~、そんなことがあったとは! 最近では、連続テレビ小説『なつぞら』や『ほっとニュース ぐるっと道東!』の大看板が掲げられているスペースですよね?
A.「いやいや、もっと大きかったですよ。市役所側の壁一面ですよ!」

菊地さん、貴重な証言をありがとうございました。
NHK帯広放送局で働く職員たちにも伝えます。


菊地さんとは“ひょんなこと”から知り合うことができました。

札幌市内の飲食店で私が食事をしていたところ、居合わせた方から声をかけられたのです。
「あなたNHKですよね。私の父もNHK職員だったんです」
これがすべての始まりでした。

お父さまの現役時代の話を聞いている中で、「父が帯広放送局の外壁の色を決めた」というエピソードが出てきて私は大興奮!
「私、この春まで帯広で勤務していて、外壁の色についてはブログにも書いたことがあるんですよ。もしよろしければ、お父さまにインタビューさせてもらえませんか?」

ってことで、飲食店での偶然の出会いをきっかけに、菊地さんのもとを訪ねて取材。今回のブログ記事を書くことにつながりました。
人と人との出会いって面白いですね。

人と人との出会いといえば……
私が担当するラジオ番組『北海道のなにか』は、毎回、行き当たりばったり、ぶっつけ本番のロケをしています。基本的に、事前のアポ取りはしません。現地に足を運び、そこでの偶然の出会いから話を広げていきます。

今週末、10/14(土)、15(日)にオホーツク海側の小清水町でロケをします!
私は、10/14(土)午前10時46分にJR原生花園駅に到着する列車で小清水町に入ります。それから翌15(日)午後までステキな出会いを期待しながらブラブラ歩きます(前回の和寒町ではダッシュもしましたが……)。


私を見かけたら、声をかけてやってください。
そして、番組特製ステッカーが欲しい方は「ステッカーをくれ」「ステッカーが欲しい」「ステッカーをちょうだいませませ」などとおっしゃってください。1人1枚差し上げます。



小清水町ロケでここに行ったらいい! この人に会ってみたら? など
あなたからのメッセージをお待ちしています。

放送は……10/19(木) 午後8:05~9:55
R1(NHKラジオ第1/北海道)




関連情報

苫小牧は「食」のまち

神門 光太朗

2023年12月13日(水)午後3時13分 更新

おじゃまします「釧路町」

神門 光太朗

2022年5月24日(火)午後3時54分 更新

犬と光太朗と太朗

神門 光太朗

2023年6月16日(金)午後6時45分 更新

上に戻る