NHK札幌放送局

おじゃまします「池田町」

神門 光太朗

2022年5月23日(月)午後5時00分 更新

神門光太朗の32市町村すべておじゃまします」 今回は池田町におじゃましました。 

きょう(23日)放送の『釧路根室十勝のすべて』は、5月23日(月)午後7時から5月30日(月)午後7時まで、らじる★らじる聴き逃し配信をします。何度でも聞けますので、どうかよろしくお願いします。

池田町といえばワイン……が有名ですが、今回はカーリングのお話です。

4月の放送で、ラジオネーム カーリングおじさんからの「カーリングといえば北見市常呂町が注目されていますが、日本のカーリング競技発祥の地は池田町ですよ~」というメッセージを紹介しました。

確かに、池田町教育委員会のサイトにも「昭和51年には、日本で最初に池田町が導入し、町民のほか近隣町村への普及に努めました」と書いてあります。
しかし、それで満足してはなりません。この番組はしっかり現地に行き当事者に取材するのです。 
今ちょうど、北見市常呂町でカーリング日本選手権が行われていますが、その原点を探ります。

やってきました、池田町。

ワインのことでは仕事でもプライベートでも何度も池田町を訪れていますが、カーリング取材は初めてです。

今回、昔のことを知る当事者に取材することができました。
朝川悟さん

「朝川さん、こんにちは~!」
「これこれ! これが証拠なんだよ~!」
「いきなり証拠ですか!」

池田町はカナダのペンティクトン市と国際姉妹都市の提携を結びました。
ペンティクトン市と交流する中で、カナダで盛んなカーリングが池田町に紹介されたといいます。

それ以前にも国内でカーリングが行われたという記録はありますが、カナダ政府公認で大会が行われたのは池田町が初めて。
その大会が、昭和53(1978)年2月の「池田町冬まつり」
カナダ政府観光局がスタッフを派遣し運営に携わった大会で、賞状には「カナダ政府観光局長」の名前が入っています。朝川さんのチーム「レッドパジャマ」は3位でした。

その後、池田町以外にもカーリングチームが誕生し、昭和59(1984)年に日本カーリング協会が設立されました。その年に第1回日本選手権が札幌で開催され、「レッドパジャマ」は優勝!
記念に日の丸入りユニホームをつくったものの……

日本協会が国際組織に加盟していなかったため世界大会には出場できず! 残念!

当時はブラシではなく「コーンブルーム」という、ほうきのような用具を使っていました。

当時の資料は映像でも残っていました。昭和55(1980)年にNHK総合テレビで放送した『北海道の窓 冬こそわが季節』
(この番組で通訳を務めた浦島久さんが映像を提供してくださいました)


池田町カーリング場で練習する「レッドパジャマ」の皆さんにインタビュー


「試合中は真剣にやってますから、寒さは気になりませんね」と朝川さん。


当時の映像をご覧になった朝川さんは「懐かしいねえ。当時はまだユニホームもなかったからね。そう考えると、今のカーリング人気は素晴らしいよね」と目を細めていらっしゃいました。

朝川さんは71歳になった今も「レッドパジャマ」の現役選手としてカーリングに取り組んでいます。
国内で最も長くカーリングに打ち込んでいる1人と言っても良いかと思います。

昭和53(1978)年の結成から45年目を迎えたチームの成績です。
(1662試合 1128勝446敗88分)

勝率7割じゃないですか! すごいですね~」と驚く私に、
「いやいや、最近はなかなか勝てなくてねー。でもカーリングは永遠のものだね。生涯楽しめるよ」と笑顔で語っていらっしゃいました。
“原点”を教えてくださり、朝川さんありがとうございました!

これからも釧路根室十勝エリアで現場取材します。
【釧路根室十勝のすべて】はあなたからのメッセージをもとに番組をつくっていきます。
釧路根室十勝32市町村のあそこに行ってほしい、ウチに来てほしい、アレを調べてきてくれ……など、あなたからのメッセージが来ないと、この番組は始まりません。投稿フォームからお送りくださいませ!

次回はあす(24日)午後5時05分から生放送の予定。
釧路町北見団地の謎に迫ります。

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