こんなことってあるんですねぇ。
偶然、偶然、また偶然!
帯広市 ラジオネーム・いとみさんからの投稿
「釧路空港にある大きな赤い橋について調べてほしいです。あの橋に飛行機が着陸するのかと家族に聞いたら大笑いされました」
赤い橋について調べるために、バスに乗って空港に向かいました。
バスを降りると……あッ! オオツキさんじゃないですか!

オオツキさんって誰??? というアナタのために説明すると……
この日の前夜、私は釧路市内で炉端焼きを食べていたのですが、その店に居合わせたのが、大阪から旅行中のオオツキさんだったのです。

そして一夜明け。
オオツキさんが私と同じバスに乗っていたのです。偶然!
さらにオオツキさんにはもうひとつの「偶然」があります。
それはオオツキさん一家が、連続テレビ小説『舞いあがれ!』の登場人物と共通する点が多いことです。
▼オオツキさんは東大阪市出身
▼オオツキさんのお嬢さんの名前は舞さんで、生まれが長崎
▼オオツキさんのお父さんは飛行教官
そんなオオツキさんに釧路空港で出会ったのですから、「偶然! 偶然! 偶然!」と興奮してマイクを向けました。
【帯広空港での舞いあがれ!展については→こちら】
さて、ここからがようやく本題です。釧路空港の赤い橋のハナシ。
コレです。

滑走路の延長線上、北側に長さ591メートル、南側に長さ146メートルの橋がかかっています。
この時期は除雪されていないのと保安上の理由とで近づくことはできませんでした。
……ということで、担当の皆さんに展望デッキで説明してもらいました。

(佐々木さん)
赤い橋は「進入灯橋梁」といいます。飛行機が着陸するとき灯火が点灯し、パイロットに対して滑走路の位置を示します。

(佐々木さん)
橋梁形式になっているのは道内唯一です。釧路空港が高台に建っているためです。
なるほど。
平地の滑走路なら地上に進入灯が設置できるけど、釧路空港で滑走路の延長線上に設置しようとすると橋を建設しなければならなかったんですね。


(鈴木さん)
点検・整備のために橋の上を歩くことができるようになっています。地上45メートルの高さで、足元は網状になっています。
ひえ~ッ!
(鈴木さん)
私も歩いたことがあるのですが、怖くなかったです。
(武者さん)
釧路は霧の影響を受けやすいですが、航空灯火や無線などで「カテゴリーⅢ」という精度の高い着陸のできる設備が整っている空港です。
進入灯についてはわかりました。
私は担当の皆さん自身のことを知りたいのですが、この仕事をされているぐらいだから、飛行機が好きなんですよね~?
「えっ、そう来ましたか……」

(鈴木さん)
私は今年から空港担当になりました。これまでは漁港担当でした。進入灯橋梁を歩くなど、ほかではできない良い経験をさせてもらっているなと思います
(武者さん)
飛行機は好きですよ。毎日のように飛行機を見る環境で仕事をしていると、おもしろいと感じるようになりました。これだけ巨大な鉄のかたまりがどうして空を飛ぶんだろうというところから始まって、いろんなことに興味が尽きません。
(佐々木さん)
釧路空港の滑走路の長さと同じくらい飛行機のことが好きですよ!(一同爆笑)
実は以前、釧路空港でグランドハンドリングの仕事をしていたんです。
えっ! 大きなしゃもじみたいなのを持って飛行機を誘導する仕事ですか!
あっ! ちょうど今、目の前で誘導してますね! 佐々木さんはあそこで仕事をしていたんですね!

かっこいいナァ!
自分の指示で大きな飛行機を動かすのはどういう気分なんですか!(コーフンする神門)
(佐々木さん)
そこまで意識して振ったことはないですけど……(困惑)
「バックオーライ、オーライ」と車を誘導するときにも血が騒ぐんじゃないですか!(コーフンがおさまらない神門)
(佐々木さん)
そんなことはないです(冷静)
ざっくばらんにお答えいただき、ありがとうございました!
この様子は
2/22(水)午後5:05から NHKラジオ第1『釧路根室十勝のすべて』(NHK帯広・NHK釧路エリア)放送予定!
聴き逃し配信は2/22(水)午後7時~3/1(水)午後7時(全国で聞けます)


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