NHKラジオの長寿番組「真打ち競演」清水町での公開収録で司会を担当。
私の「しんうちッ、きょうえんッ!」というタイトルコールで収録がスタートしました。
ところで……、長寿番組というけど、いつから放送しているのだろう。
私がNHKに入った平成13(2001)年には放送していたから、少なくとも21年はたっているなァ。調べてみます。
こんなときには『NHK年鑑』
NHKの放送・イベントなどの記録を1年ごとにまとめた書物です。
収蔵する公共図書館もあるので、ご覧になった方もいるのではないでしょうか。
分厚い年鑑を書棚からヨイショと取り出してパラパラめくります。
スミマセン。ウソをつきました。
局内向け資料として電子データ化されたものを検索しました(便利な時代だ)。
最も古い記述として『NHK年鑑1979』がヒットしました。すなわち、その前年である昭和53(1978)年のことが書かれています。
引用します。
「53年11月23日(水)の国際的な中波の周波数変更を機に,ラジオ第1放送およびFM放送の大幅な改定を行い,同日から実施した。(中略)
土曜後8時台には新しいラジオコメディー番組『コメディーおせっかい横丁』(土 後8:05~8:30)と,名優の洗練された芸の魅力を味わう『芸と人』(土 後8:30~8:58),後10時台には『真打ち競演』(土 後10:20~10:58)を新設し,平日と合わせて夜間に娯楽性豊かな番組の提供に努めた」
『真打ち競演』は、私と同じ昭和53(1978)年生まれ。
この年の11月26日(土)午後10:20から、初回の放送をしていたことがわかりました。
『真打ち競演』は、放送開始からもうすぐ44年ということになります。
長寿!

長寿番組のステージから、私は客席に向かってこのように呼びかけました。
「新番組の『ぐるっと道東!』をご覧になったことがある方! 手を挙げてもらえますか!」
客席の7割ほど手が挙がりました。
「なんと! 視聴率70パーセント! オバケ番組だ!」
さらに私は、こう続けました。
「では、『ぐるっと道東!』を毎日欠かさず見ているという方!」
すると3割ほどの方が手を挙げて下さったので、すかさず私は
「ウソだ! 今の時刻は午後7時です。きょうの放送は見てないでしょー!」
とイジワルなツッコミを入れて、客席は笑いに包まれました。
やはり、ステージイベントはいいですね。
お客さんの反応を直接感じながら進行できますからねぇ。
笑いいっぱいの清水町での収録分は……
7月2日(土)午後1:05~
ニックス(漫才)、立花家橘之助(浮世節)、三遊亭遊雀(落語)
7月9日(土)午後1:05~
弁財亭和泉(落語)、東京ボーイズ(歌謡漫談)、入船亭扇辰(落語)
いずれもNHKラジオ第1で全国放送します。らじる★らじるではリアルタイム、聴き逃しともに配信しますので、こちらもどうぞ。
さらに
7月10日(日)に中標津町で公開収録する『真打ち競演』でも、私が司会を担当します。
出演は、パックンマックン(漫才)、あさひのぼる(ギター漫談)、隅田川馬石(落語)、おぼん・こぼん(漫才)、ねづっち(漫談)、柳家三三(落語) ※出演順
(放送は9月10日、17日の予定)
観覧申し込みは郵便往復はがきで受け付けています。
締め切りは6月15日(水)必着(ごめんなさい。あと2日しかありません……)。
詳しくは→こちら
NHK帯広放送局ホームページ トップへ
NHK釧路放送局ホームページ トップへ