11/29(火)の『釧路根室十勝のすべて』は大相撲の話題。
九州場所では平幕の王鵬が躍進しましたが、その祖父 大鵬についてです。
ラジオネーム 枕元に深夜便さん(広島県)からの投稿
「弟子屈町にある大鵬相撲記念館を取材してほしいです。今年の夏に行ってきましたが、横綱の手形の大きさにビックリしました!」
ラジオネーム しろまる姫子さん(兵庫県)からの投稿
「10年以上前に行った大鵬相撲記念館がとても印象に残っています」
そんなにすごい記念館なのか!
弟子屈町の川湯温泉街にある記念館に入ると……

館長 山名政勝さん
「大鵬さんは色紙を頼まれると、“忍”や“夢”という文字をよく書いていたんですよ」

昭和の大横綱 大鵬

生まれは樺太で、幼いころに引き揚げて川湯で少年時代を過ごしました。その後、角界に入るため高校を中退して上京します。
入門後すぐに親方に命じられた大鵬独自メニューが「毎朝、鉄砲1000回、しこ500回」だったそうで、「将来性がある、やれば伸びると親方が判断したんだね」と山名さん。
館内には鉄砲柱も設置されています
(大鵬さんが使っていたものではありません)

私は昭和53(1978)年生まれの44歳。大鵬さんの現役時代を知りませんが、館内に掲示された「大鵬の記録」にビックリ!

32の優勝額と32の賜杯すべてが展示されています。
(レプリカではありませんよ。優勝力士に贈られる実物ですよ)


山名さん
「大鵬さんは2013年に亡くなる直前まで、この記念館によく来ていたんです。年に1回、多いときには3回。やっぱり弟子屈が恋しいんでしょうね。いきなりフラッとやってきて、この事務所に入ってくる。この机をはさんで、3時間くらいかなぁ、個人的なことも含めていろんな話をさせてもらいましたよ」
そのタイミングでやってきた観光客の皆さんは「わぁ~大鵬さんだ! なんで大鵬さんがここにいるの!?」と大興奮だったとか。

「曲がったことが大嫌いで、威厳があって、近寄りがたいのかなと思うんだけど、話してみるととても優しいのが大鵬さんなんですよ」
「大鵬さんが『俺は“巨人・大鵬・卵焼き”と言われたのが気に食わないんだ』と言うんです。なぜ? と聞いたら、『俺は個人だけど巨人は団体だろう。だから気に食わない』って(笑)」
大鵬さんの人柄が伝わってくるエピソード。
それを館長さんから聞きながら見学すると、よりいっそう楽しめると思いますよ。

(11/29 午後7時から1週間配信 ※全国で聞けます)
『釧路根室十勝のすべて』 次回は11/30(水)午後5時05分 生放送
R1 NHKラジオ第1(NHK帯広・NHK釧路)
【NHKラジオ 周波数は▶▶▶こちら】
NHK帯広放送局ホームページ
NHK釧路放送局ホームページ

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