NHK札幌放送局

北のことばお兄さん その「アツイ」の意味は?

伊林 毅暁

2022年11月24日(木)午後5時02分 更新

音更町出身の伊林です。 「北のことばお兄さん」、今回のことばは「アツイ」です。 

「アツイ」には、いくつかの意味がありますね。
▽「お風呂のお湯、いつもより熱いよ!」などと“物の温度が高い”意味や、「笠井アナウンサーは、どんなに疲れている時もジムに行って筋トレをする」などといった、人が何かに熱心だという意味の「アツイ(熱い)」
▽「オリンピックのマラソンの日は参ったね。33度なんて、札幌も東京と変わらない暑さだよ」という“気温が高い”意味の「アツイ(暑い)」
▽「髙木さん、たまには分厚いステーキをおごってくれないかな」などという、“物の厚みがある”という意味の「アツイ(厚い)」
このように、発音は同じでも意味が違う「アツイ」があります。

同じ発音で意味が異なることばを『同音異義語』といいます。同音異義語は、それぞれの意味をアクセント=発音する際の“音が上がる場所”で区別します。

“熱心だ、温度、気温が高い”という意味のアクセントは、「アツイ」のツだけが上がる形。“物の厚みがある”という意味の時は「アツイ」のツイが上がる形(アは低く、ツとイの高さは同じ)です。正しく、意味が伝わるようにしたいですね。

だいぶ寒くなってきて、温かい飲み物を口にする機会が増えてきましたね。

アツイ飲み物を飲む時は、アツイ紙コップに入れて、少し冷めてから飲むのがいいですね…。2つの「アツイ」、音の上がる所を正しく発音できましたか?(私が是永アナに、無理やり熱い飲み物を飲ませたわけではありません。)やけどには気をつけましょう。

“ちょっと人に話したくなることばの知識”をお届けするミニ番組「北のことばお兄さん」
放送は、(月)~(木)の午前5時59分から1分です。
これを見れば、「『○○○』って、本当はこういう意味なんだよ!」と思わず人に話したくなること間違いなし!是非、ご覧下さい!

北のことばお兄さんWEBはこちら

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