NHK札幌放送局

ローカルフレンズニュース#20 羅臼町

石川 晴香

2021年11月12日(金)午後0時56分 更新

「ほっとニュース北海道」で毎週金曜日にお伝えしている「ローカルフレンズニュース」。道内各地の地域おこしや情報発信に取り組んでいる“フレンズ”の皆さんに、今オススメしたいニュースや話題を伝えていただきます。

今回は、中標津町の会社員兼DJの塩崎一貴さんです。
前回のローカルフレンズニュースはこちらからどうぞ!

今回伝えていただくのは、羅臼小学校の6年生が、地元の魅力を広く知ってもらうために発信しているInstagramについてです。

担任の登藤英臣先生が、SNS運用の教育も兼ねて学級でInstagramを運用することを発案しました。どんな投稿をするかやコメントへの返信も子どもたちが考えて発信しているということです。
登藤先生と10年来の友人でもある塩崎さんが、Instagramを運用することへの思いやこれからについて登藤先生にインタビューしました。


インタビューの一部を紹介します。

塩崎「小学生がSNSをやることはリスクがつきもの。その辺の心配はなかったんですか?」
登藤「当然、中学生になるとSNSでの問題が学校にまで入ってきて今後小学生もそういうような形のトラブルが多くなってくると思うんですけども、そこまで問題になっているのであれば、学校で逆に扱ってしまう、学校で使い方を学ぶというのも1つの手かなと考えた部分もあります」
塩崎「指導することで、個人的に使うときにもリスクを減らすということ?」
登藤「はい」

塩崎「Instagram投稿での発信などを続けることでどういう大人になってもらいたい?」
登藤「自分なんかもそうなんですけども、やっぱりその町に生まれ育っているとその町の良さに気づくことっていうのは、少なくとも子どものうちはあんまりないのかなと思いますね、よその町に住んではじめて自分の町の良さに気づくっていうことがほとんどだと思うので、外に向けて発信することで自分の町ってこういういいことがあるんだと、それに対してコメントだとか反響があると『あ、自分たちが普段見ているものは、世界にとっては珍しいものであったり魅力あるものなんだって、返ってくるリアクションが、子どもたちの地元を愛するっていう気持ちにつながっていくと考えています」
塩崎「未来を担う子どもたちに、今後どうなってもらいたいか聞きたい」
登藤「地方に住む、ローカルに住むということで、いまどの地域も人口減少が確実であると言われるなかで、子どもたちをどう町に残していくかという考え方がどの自治体もあると思うんですけれども、やっぱり子どもたちには地域のよさをまず知ってもらうということと、別にこの町に一生住めとは決して思っていなくて、でも都会に行かなくてもできる可能性があるということを知らないと子どもはこの町では育たないと思うので、これだけ便利な時代なのでSNSも活用しながらこの町でいろんな人とつながっていく、地域もそうだし、世界の人たちともデジタルでもつながっていけるような可能性をしっかり子どもたちに伝えていくことが大事だと思います」

塩崎「今後取り組みたいことは?」
登藤「学校の取り組みとしてもっと発信していきたいというのもそうですし、いま羅臼町の役場とちょっと連携を取りながらやっているんですけども、例えば、PR活動を小学生と一緒にして発信していくだとか、町の人をもっと紹介したり、文化を紹介したりというもっと町として世界に発信していくツールになればと思っています」

塩崎さんは、インタビューを通して「地元の良いところを再発見できるいい取り組みだなと感じました。児童に1人1台タブレット端末を配備する“GIGAスクール構想”は始まったばかりだが、もっと積極的にチャレンジしていいのではとも思ったので、市町村や学校側もその挑戦を後押ししてくれると、この取り組みの可能性がもっと広がるなと感じましたし、広がってほしい」と話していました。

この内容はきょう12日(金)の「ほっとニュース北海道」で放送予定です。今後も地元を深く知るフレンズならではの視点と、各地で生まれる新たな話題や魅力にぜひご期待ください。

2021年11月12日

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