札幌局アナウンサーの福田裕大です。
9月に入り、北海道内も少しずつ涼しくなってきましたね。
風も心地よく感じるので、私は最近、ジョギングを始めました。
走っていると、だんだん頭の中が整理されて、身体も心も気持ちが良いです!
さて、今回は「存亡の危機」ということばについて解説します。
存亡の危機
皆さん、最近、身近に存亡の危機を感じたことはありますか?
NHKでは、AIによる自動音声でニュースをお伝えする機会が増えてきました。
それを見ていると、「アナウンサーという職業、もしかして存亡の危機なのでは…」と焦りが。
人間だからこそ出すことができる良さとはどんなものだろうかと考える日々を過ごしています。
とにかく、分かりやすくニュースをお伝えできるよう、日々精進していかなくてはいけません。
そんな、存続するか、滅亡するかの重要な局面を表すこのことばなのですが…

本来は、「存亡の機」ということばなんです!
いやいや、存亡の危機としか使ったことがないよというそこのあなた。私も同じです。
それもそのはず。
文化庁が調べたところ、
「存亡の機」を使うと答えた人は6.6%。
「存亡の危機」を使うと答えた人は83%に上りました。
なぜ、多くの人が「存亡の機」ではなく、「存亡の危機」を使うようになったのか。
文化庁は、「時代の流れとともに、本来と違う使われ方が定着する場合も多い。一概に誤りとは言えない」と話しています。
確かに、時代とともに変化していくことってありますよね。
なにか似たようなことを思いついた方がいましたら、ぜひ私に教えてください。知りたいです。

また、NHK放送文化研究所は、「『存亡の機』という表現こそ『存亡の危機』に立たされている」とみています。
思わず、「うまい!」と笑ってしまいました。
この北のことばお兄さんが「存亡の危機」にならないよう、私ももっと頑張ります。
皆さんからいただいたご質問やメッセージ、講師の伊林毅暁アナウンサーと拝見しています。
いただいた質問にもどんどん答えていきますので、今後ともぜひ、メッセージをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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【北のことばお兄さん】
9月に入り、そろそろ北海道も気温が下がってくる時期です。体調を崩さないよう、健康に暮らしたいですね!ジョギング、おすすめです!
新年度の北のことばお兄さん

今回のことば、いかがでしたか?
今年度の「北のことばお兄さん」は、講師の伊林毅暁(いばやし・たかあき)アナウンサーと、愛弟子の福田裕大、山下佳織アナウンサーがお届けしていきます!
伊林アナウンサーにことばの「いろは」を教わりながら、皆さんと共にことばについての知識を深め、アナウンサーとして成長できるよう精一杯頑張ります。
今後は、撮影風景に加えて、番組の裏側も発信していければと考えておりますので、ぜひご覧ください。
それでは、次のことばでお会いしましょう!
“ちょっと人に話したくなることばの知識”をお届けする北のことばお兄さん - NHK。
放送は、(月)~(木)の午前5時59分から1分です。
これを見れば、「『○○○』って、本当はこういう意味なんだよ!」と思わず人に話したくなること間違いなし!
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