「ほっとニュース北海道」で毎週金曜日にお伝えしている「ローカルフレンズニュース」。道内各地の地域おこしや情報発信に取り組んでいる“フレンズ”の皆さんに今、オススメしたいニュースや話題を伝えていただきます。
今回は、11月のローカルフレンズ滞在記・環駒編を担当してくださった鍋谷雪子さんです。(写真左の方!)
11月の滞在記の内容はこちらから!
#ローカルフレンズ環駒
鍋谷さんが紹介してくれるのは、この方、大沼公園のオリジナルグッズを作って大沼を全国にPRしようと頑張っている松井宏樹さんです。

松井さんは、お二人が着ている「ONUMA PARK」のトレーナーやトートバッグなどをプロデュースしています。

松井さんは大沼の近くでカフェやセレクトショップを経営しています。
ここはもともと、松井さんの奥様の両親が開いていた商店。松井さんは3年前に大沼に移住して商店を改装しました。何か店の呼び物になるものをと考えて作られたのがオリジナルのトレーナーなんです。
松井さんは以前、岡山県のデニム生産で世界的にも有名な産地でアパレルの営業をしていました。
ただ、全国を営業で回るなかで「大沼に移住します!」と言っても、観光地・大沼のことを知らない人が多かったそうです。
そこでこうしたオリジナルグッズを通して、少しでも大沼を知ってほしいと考えました。

この「ONUMA PARK」のプリントにはこだわりが。
松井さんは
「ふだんでも着られるようにロゴデザインを考えていて、ファッション要素を強めにしています。プリントは前職のつながりを生かして、さまざまなブランドのプリントをしている工場にお願いしています」
とのこと。
この松井さんの取り組みを鍋谷さんは応援していて
「今までこの地域で個人でオリジナルグッズを作るという取り組みはなかったので、とても心強いです。観光客だけでなく地元の人もふだんから着ています」
と話していました。
地域に溶け込んで大沼を発信していく松井さんの試み、今後の展開も楽しみです。
この内容はきょう17日(金)の「ほっとニュース北海道」で放送予定です。今後も地元を深く知るフレンズならではの視点と各地で生まれる新たな話題や魅力にぜひご期待ください。
2021年12月17日