NHK札幌放送局

ローカルフレンズニュース#23 西興部村

菅野愛

2021年12月3日(金)午後0時24分 更新

「ほっとニュース北海道」で毎週金曜日にお伝えしている「ローカルフレンズニュース」。道内各地の地域おこしや情報発信に取り組んでいる“フレンズ”の皆さんに、今オススメしたいニュースや話題を伝えていただきます。 

今回は、9月のローカルフレンズ滞在記をプロデュースしてくださった、西興部村の主婦、髙橋啓子さんです。

9月の滞在記の内容はこちらから!
#ローカルフレンズ西興部

今回のフレンズニュースでは、西興部村が活気づいたニュースを2つご紹介していただきます。

はじめは、11月下旬、村内唯一のスーパーが開店したこと。

実は、西興部村ではことし2月にスーパーが閉店して、肉や魚といった生鮮食品が手に入りにくくなりました。村内の人は週末に近隣の市や町でまとめ買いをしていましたが、車のない世帯は本当に困っていたそうです。そこで村が主体となってスーパーを誘致し、11月23日にオープンしました。

ただ、問題だったのは働き手が集まらないこと。人口およそ1000人の村ではそう簡単にはいきません。そこで、この春介護の仕事を退職して主婦をやっていた髙橋さんも協力。店員になることにしました。定時制の高校に通う生徒や地域おこし協力隊も集まり、オープンにこぎつけました。

オープン当日、お客さんからは「近くにスーパーがあると本当に助かる」「便利だわー」という声が聞かれ、笑顔あふれる店内となりました。

髙橋さんは

「これからの季節、出歩く機会が減ってしまう方もいらっしゃると思うので、スーパーがあることで外に出るきっかけになると思うし、出歩くことが増えると村にある個人の商店にも立ち寄っておしゃべりするようになり、村が活気づくと思います」

と話していました。

私は以前、スーパーでお買い物をしながら歩き回ることで高齢者に運動をしてもらおうという取り組みを取材したことがあります。
冬の北海道は寒いし足場が悪いので、どうしても外に出にくくなったり、近場なのに車をすぐ使ってしまったりと、運動不足になりがちです。
スーパーの中であれば、床は歩きやすいし、あちこち見ているうちにいっぱい歩けるし、さらに足が悪い方もカートがあれば動きやすいし…。
この取り組みのときには皆さん歩数計をつけていたのですが、中には1時間で2000歩以上歩いて、ほどよく汗をかいていた方もいました。
西興部村の皆さんも、スーパーがあることで外に出るきっかけとなり、さらに店内を歩き回ってますます健康になれれば、いいこと尽くしですよね。

さてさて、村の新しい話題はもうひとつ。
こちらもオープンのニュースです。

「地域食堂 集夢(つどーむ)」が11月下旬に始まりました。
村の社会福祉協議会が主催し、地域の人に500円のワンコインランチを提供するという企画です。
高齢者など外に出る機会が少ない方にも来てもらって、いろいろな人と交流を深めてもらおうというねらいです。
この日のメニューはこちら!

ジャガイモたっぷりのカレー、美味しそう!(この画像が髙橋さんから送られてきた日、私はお昼に局の食堂で迷わずカレーを選びました)
サラダも味噌汁もついて500円はうれしいですよね。

30代から90代まで30人近くが来て、皆さん「あら久しぶり!」「来てたのー!」と会話が弾み、中には、ご自宅でつくった漬物を持参する人もいて、和気あいあいとした雰囲気だったそうです。今後は毎月第4水曜日に開催します。
髙橋さんは

「コロナがあって外に出る人が少なくなったので、家に閉じこもっていないで、ゆったり楽しめる場が増えたのはとても良いこと」

と話していました。

髙橋さん、明るいニュースを2つもありがとうございます!

この内容はきょう3日(金)の「ほっとニュース北海道」で放送予定です。今後も地元を深く知るフレンズならではの視点と、各地で生まれる新たな話題や魅力にぜひご期待ください。

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2021年12月3日

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