NHK札幌放送局

未来につなぐ国際教育音楽祭PMF

菅野愛

2021年6月24日(木)午前11時24分 更新

こんにちは。「ほっとニュース北海道」キャスターの菅野愛です。 北海道に出されていた緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの感染収束のために、この夏も様々なイベントが中止や変更を余儀なくされています。そんな中でも新たなカタチを模索しているPMF=パシフィック・ミュージック・フェスティバルの取り組みをご紹介します。 

PMFは札幌市を舞台に1990年から毎年夏に開かれている国際教育音楽祭です。欧米の一流の演奏家と国内外の若手がおよそ1か月にわたってコンサートを開く、まさに“札幌の夏の風物詩”と言える一大イベントです。

クラシック音楽が大好きな私も毎年、期間中に開かれるさまざまなコンサートに足を運んで楽しんでいました。コンサートホールだけでなく、屋外や市役所でも演奏され、クラシックの世界に気軽に触れることができるんです。

ただ、去年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止を余儀なくされてしまいました。国内外から演奏家を呼ぶことができず、苦渋の決断だったと言います。

(去年の夏、ふらっと足を運んだ札幌芸術の森・野外ステージ)

それから1年。ことしのPMFは関係者の尽力で開催されることが決まりました。期間は7月23日~8月1日の10日間といつもより短くなりましたが、それでも2年ぶりの音楽祭復活です!

これまでのように海外の演奏家や受講生を呼び集めることができないため、ことしならではの開催内容が企画されました。今回は日本国内のプロの演奏家と、去年のオーディションに受かっていた国内の受講生が集まり、「PMFオーケストラJAPAN」と銘打って演奏するということです。

さらに、この音楽祭の理念を生かす新たな取り組みとして「オンライン教育」を導入しました。海外の演奏家と受講生がオンラインを通してマンツーマンで教わる仕組みです。

今回はそのうちの1組、美唄市に住むテューバ奏者の男性が、アメリカのプロ奏者から指導を受ける様子を取材させていただきました。20世紀を代表する音楽家、レナード・バーンスタインが提唱したPMFの精神は、コロナ禍の中でも着実に受け継がれていると実感することができました。

31回目を迎えることしのPMFについてのリポートは、きょう24日(木)の「ほっとニュース北海道」でお伝えする予定です。困難な状況の中でも音楽祭を未来につなげようと挑む演奏家たちの思いをぜひご覧ください。

2021年6月24日

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