NHK札幌放送局

国がアイヌ遺骨返還手続き開始 #アイヌ

ほっとニュース北海道

2019年5月7日(火)午後1時47分 更新

国は大学などに保管されたままになっているアイヌ民族の遺骨のうち、身元がわかったものに加え、身元が判明していなくても掘り出された地域がわかる遺骨についても返還する手続きを開始しました。

アイヌ民族の遺骨は明治から昭和にかけて、研究のためなどとして北海道内各地の墓地から掘り出され、今も多くが全国の大学などで保管されています。これについて、アイヌ民族などからは、長年、返還を求める要望が出されていました。このため国は、すでに返還を進めてきた身元がわかった遺骨に加え、身元が判明していなくても、掘り出された地域がわかるものについては、地元のアイヌの人々のグループなどに返還するガイドラインを去年12月につくりました。
このガイドラインに従い、文部科学省は札幌市内に設置した窓口で返還の申請を受け付ける手続きを、4月26日から開始しています。申請があった場合、国は、遺骨についての情報を確認した上で、申請者や保管方法などに問題がないかチェックし、返還の可否を判断するということです。
文部科学省が去年、大学を対象に行った調査では、少なくとも1574人の遺骨が保管されたままになっているということで、その多くが掘り出された地域がわかっていて、返還の対象になるということです。
申請の受付期間は今年10月25日までで、文部科学省は、遺骨が掘り出された場所や時期、性別や年齢などの情報を載せたリストをホームページで公開しています。

2019年4月27日放送

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